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『近畿地方のある場所について』の二次創作書こうとしたけど

 そういえばカクヨムって二次創作もOKなんだったよな……と思って、読んでみて腰抜かすくらい面白かった『近畿地方のある場所について』の二次創作を書き始めたところでカクヨムの規約をちゃんとチェックしてみると、この作品の二次創作は許可されてなかった……。
 なので、書いた部分だけここに載せてお焚き上げ。


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「かきもあります」

 この言葉が頭から離れない。
 はて、一体どこで聞いた言葉だったか。
 かき。柿。牡蠣。夏季。垣。下記。書き。火気。掻き。舁き。
 かきとは、はたしてどのかきだったか。
 わからない。わからないが、なんとなく頭の中をぐるぐると回る。
 かきもあります。かきもあります。
 なぜだかこの言葉が気にかかる。
 かき「も」と言うからには、他のものもあるのだろう。

 かつて大学で言語学を学んでいた私は、この言葉の持つ意味をどうしても解き明かしたくなり、たった一人の旧知の友に連絡することにした。


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 う~ん、もしかしたらホラーやミステリーってこういう感じで次々フックと展開を出していけば意外とスラスラ書けるのでは……。
 今までカクヨムやなろうってファンタジーかラブコメを書かなきゃいけないと思いこんでたけど、『近畿地方のある場所について』みたいな作品がウケてるのを見て「あ、自由でいいんだ」と気付かされた。
 上記の冒頭部分も、今後なにか他の作品に転用するかも。

『鑑定士ですが~』の方は、まだ第一章二部なのに主人公以外の描写が多くなってて、ちゃんと読者の方に興味を持ってもらえてるのかが不安。
 たぶんコミカライズされた場合にはそこそこの見栄えにはなるとは思うんだけど、ウェブ小説でここまでシーンと登場人物を切り分けるのは早すぎたような気もする。
 書籍で言えば五巻以降でするような内容なんじゃないかな、と今になって思ったり。

 来年六月までに何の結果も出なかったら小説書くのをやめなければならないので、こういう些細な気がかりが積み重なると焦ってしまう。
 勝負をかけたい設定が五本はあるので、それをせめて今年中に出し切ってしまわないと、来年六月までに結果を出すのには間に合わないから。

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