コピーサイト対策……の巻


 平素より大変お世話になっております、水科水考です。

 さて、カクヨム様の告知にもある通り、コピーサイトが作品を転載していることが判明いたしました(「終わりの続き」もやられております)。
https://kakuyomu.jp/info/entry/2109_fakewebsite_caution

 現在対処をなさっているとのことですが、おそらくコピーサイト側のアクセスを遮断したにしても回避されたりでいたちごっこ状態である可能性が高く、抜本的解決は今のところ難しいのではないか、と推測しております。

 私は書籍化予定作家でもなく、まして書籍化作家ではありませんが、いち創作者として作品の無断転載には敏感であるべきだと考えており、その利用の目的に関わらず、あってはならないことと思います(引用と転載は別)。

 つきましては、もうしばらく様子を見た後、「これは本格的に根本的解決能力がないな」と判断した場合、別サイトへの移行を検討しております。
 その決断はなるべく早い方が良いでしょうから、その時には追ってご説明と誘導をいたします。

 その場合のこちらの動きについて。

・現在、並びに移行を決断した時までに公開された本文は非公開にはいたしません。
・移行先では、最新分に追いつくまでは毎日1話分の移行を予定しております。それにあたり、手直しする可能性もあります。
・移行完了次第、作品は削除せず、非公開にいたします(これは開始年度を記録し、当作品の作者であることを示す証拠のためです)
・移行完了後は従来通り、毎週末日曜日の正午に更新することとします。
・移行する作品は今のところ「終わりの続き」を中心に考えています。

 以上を予定しています。

 正直なところ、ここまで話を続けてこられたのも日々、あるいは週ごとに閲覧数が増え、応援をいただき、また感想を寄せていただいたことが大変重要な意味を持っています。

 もちろん、私自身の創作の芽があることも事実ではありますが、それだけでは話を続けるのは難しかったでしょう。評価する人、読む人さえいなければ、ただただ暗黒に向けて発信しているのと変わりません。
 ですから、その数字やお声を断ち切って移行してしまう、ということは大変に申し訳ないことであり、悔しく思います。また、悲しいことでもあります。

 まだしばらくは様子見のため更新を続けながら経過を見る予定ですが、移行の際には、もしもよろしければでよいのですが、引き続きご愛顧いただけると幸いでございます。

 私自身、コピーサイトに転載されていたこと(これは機械的なものとはいえども)でこうまでショックを受けるとは考えていませんでした。
 また、運営様の回避策が不十分であるという現実もなかなかに厳しく、心を痛めております。

 胸に秘するべきことがらをつらつらと述べてしまい、忸怩たる思いではありますが。なにとぞご理解いただけると幸いです。

 今しばらくは今まで通りの更新を頑張っていきますので、よろしくおねがいいたします。

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