独立国家の作り方

　このお話しは、私の前世を元にしているお話しが中心です。
　中心です、と書いているのは、その記憶が全て一つに繋がらない違和感があるからです。
　この違和感の正体は、未だに解りませんが、そもそも「前世」などと言うオカルト自体が、ほとんど未知のため、このような書き方をしています。
　私から言える事は、これら過去も未来も、恐らく一つではない、と感じる事です。
　もちろん、現在ですら一つではありません。
　自分自身ですら一人ではないので、過去も一人ではないのかもしれません。
　それ故に、年代も案外バラバラで、私の年齢と少し合わないものまであります。
　断片的なものは、つながる物はつなげています、前回のお話しは、海軍時代のものと、海上保安庁時代の記憶は別々ですが、多分これは一人の記憶だと思います。

　そんな不気味な内容ですが、私の中で、もう叫びたくなるほど、精神的にきつくなってしまい、こうして書いています。

　だから、きっと人間は、前世の記憶を持って生まれないようになっているのだと感じます。

　毎日更新はしませんが、書き終わった頃に、私のペンネームが「独立国家の作り方」となった理由がご理解頂けるかもしれません。

　しばらくお付き合い頂ければ幸いです。