平安ファンタジー小説「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕え或ハ近衛大将ノ大詐術」の「三十三 翠令、白狼の噂を聞く(一)」を投稿しました!
https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393/episodes/16816927860886022753拙作では「竹の宮」という場所が存在することになっています。
リアル京都でも、京都市街地から見て西の方向は竹が多いです。
有名な所では、嵯峨野ですね。嵐山の辺り、嵯峨野の竹林を観光で訪れたことがある方も多いと思います。
当時の内裏の西です。
嵯峨野は平安時代から皇族貴族にとって身近でした。
都の外とはいえ、伊勢神宮への斎宮が一年間の潔斎を行う野宮があります。源氏物語の「賢木」で有名ですね。
拙作では、心に深い傷を負った姫君が「隠棲」するという設定です。京の都からもっと物理的にも心理的に距離のある場所の方がいいと考えました。
京都盆地の南西にも竹林が広がっています。
私が拙作で「竹の宮」のある場所としてイメージしているのはこのあたりです。
ここには京都市の「洛西竹林公園」という場所があります。
昨年の秋に取材に行ってきましたよw
今回は、上述の、内裏と嵐山と洛西竹林公園の位置関係を示す地図です。
ハートマークでマークアップしている場所は、羅城門跡です。
「竹の宮」での姫君と白狼の邂逅が、終盤の展開に大きくかかわってきます。
どうか、最後までご愛読いただけましたら幸いです。
京都市洛西竹林公園
https://chikurin-park.com/