平安ファンタジー小説「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕え或ハ近衛大将ノ大詐術」の「三十一 翠令、謹慎を命じられる(二)」を投稿しました!
https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393/episodes/168169278608852895592021年秋の京都御所特別参観に赴きましたところ。
「御三間」というところで、装束を着た高位の貴族達が儀式をしている人形展示がありました。
拙作中、昭陽舎に男君が集まって錦濤の姫宮の立太子の礼を議論しているのと同じような場面です。
「これは参考になるかも!」とバッシャバッシャ写真を撮りまくってきました。
前回の近況ノートでも「立って参観している一観光客」視点で撮影した写真を掲載しました。
今回掲載するのは、翠令と同じく階の地面に膝をついた状態で、中がどう見えるのかを撮影したものです。
この写真を撮るのに、しゃがまなくてはならず。
最初は腰を下ろすのに靴紐を結び直すふりなどしてごまかしていたのですが。
だんだん、そんな偽装工作にも疲れて、最後はもう堂々と膝をついて撮影しておりましたw
見てのとおり階の下、拙作でも翠令が跪いていた状態から建物の場所を撮影しております。
私の感触としては……。
床と床下にはもっと高低差があり、膝をついた翠令から中にいる人物は全く見えないと想像していたのですが。
この写真にありますように、上半身は見えますね……。
この2021年秋の京都御所の特別参観前に、既に書いていた部分で、この事実に合致しない所は修正しました。
いや、べつにファンタジーなのでそんなにリアリティを追求することもないのですがw
やっぱり実物を見ると近づけないと落ち着かないと言いますか……w
今回、円偉の「お前の知識など借りものだ」という場面は、私が円偉のモデルになったおっさんに言われたことです。
オヤジの中には、自分より年若い女が自分以上に頭が回る事実があっても受け入れられない人っていますよね。そんな頑迷な人。
女性で、何かの集まりで意見を発言しても、その発言の価値が無かったかのようにスルーされる扱いを受けた経験のある人って多いんじゃないでしょうか。
月のもの(生理)もあれば、更年期障害とか、ヒステリー起こしてるとか、女だから感情的に過ぎないだとか。
今後も円偉は鼻持ちならなさでこの物語をひっかきまわしますが、最後はもちろん登場人物の総力を結集して姫宮側が勝利しますとも。
どうか最終のスカッとする場面まで、引き続きご愛読くださいますよう。