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平安時代の船ってどんななの?―「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕え或ハ近衛大将ノ大詐術」の「二」を投稿しました!

平安ファンタジー小説「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕え或ハ近衛大将ノ大詐術」の「二 翠令、斬りかかる」を投稿しました!
https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393/episodes/16816927860694557569

船上で剣戟が始まっておりますが……。
さて、平安時代の船の大きさってどうだったのでしょう?

実は船舶の歴史でも平安時代は史資料が少なく空白時代となっているようです。
※2021年12月23日のニュースで、その空白時代を生めるような遺跡が発見されたことが報道されています。
NHK「遺跡から平安時代の船材か “空白の時代”埋めると期待 金沢」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211223/k10013401341000.html

拙作を書いている私の頭にあったのは、奈良時代の遣唐使船です。
今から約十年前、奈良の博物館で実物大で再現している遣唐使船に乗る機会がありました(当時小学生だった息子を連れて史跡巡りをしておりまして)。
当時の奈良時代の衣装も着ることができ、とても印象深い体験でした。

当時書いていたブログに掲載していた船に乗る私の写真が残っていたので、この文章にも転載しておきます↓。
画面の奥が舳先となります。

山崎津に停泊していたような河川用の船も、この遣唐使船をちょっと小ぶりにしたような感じをイメージしています。

大山崎町の歴史資料館にあった「山崎津」のジオラマでも、小舟に混じって、船室を備えた結構大きめな船が停泊していました。
(大山崎町の歴史資料館探訪記はカクヨムのエッセイのこちらの記事です→
https://kakuyomu.jp/works/16816927859356756509/episodes/16816927860021796829
次回は、弓を射た人物が登場します。
お楽しみいただけましたら幸いです!

↓奈良の平城京跡で実物大の遣唐使船に乗り込んだ時の写真です(10年近く前のもので恐縮ですが……)

2件のコメント

  • 平安时代的海船可以参考中国海船。
    根据唐朝天宝二年鉴真和尚东渡的记载:船上除船工之外,尚有18名僧人和85名工匠,并随船携带大批物资,足见海船的容载量之大。《一切经音义》卷一记载唐代有种叫作“苍舶”的大海船,长二十丈,可载六七百人。(当然这是海上战船,商船的规模要小一些就按照十五丈船考虑的话应该是现在的45米左右的海船)
    如果是平安时代末期,在中国的宋朝已经出现了二十四丈的海商福船,也就是现在75米左右的海船。




    平安時代の海の船は中国の海の船を参考にすることができます。
    唐の天宝2年鑑真和上が東渡した記録によると、船には船頭のほかに18人の僧と85人の職人がいて、船に合わせて大量の物資を持っていて、海船の積載量の大きさを見ることができます。『すべての経音義』巻には、唐代に「蒼舶」と呼ばれる大海船があり、長さは20丈で、六七百人を乗せることができると記載されている。(もちろんこれは海上戦船で、商船の規模が小さいのは十五丈船で考えると現在の45メートル前後の海船のはず)
    平安時代末期であれば、中国の宋代にはすでに二十四丈の海商福船、つまり現在の75メートルほどの海船が現れていた。
  • コメントありがとうございます。この遣唐使船を復元された研究者もきっとその史料を基にされたと思います。
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