連載中の『凡才少女は勇者の夢を見るか』も最終盤を迎えまして、あと10話ほどで完結の見込みとなりました。1ページだけでもお読みくださいました全ての方々に感謝申し上げます。
さてしかし、この期に及んで次の作品が決まっていません。書いてはいるのです、書いてはいるのですが、どれもしっくり来ないというか不安が残るというか。お皿を焼いては納得できずに割る陶芸家のごとく迷走しています。
・不幸な天使と童貞をこじらせた騎士の純愛道中を10話ほど書いては、全体プロットを書いてみるとキャラが立っていないとお蔵入りに
・悪魔の翼を持つ少女達が葛藤を抱えつつ空戦を繰り広げる戦記ものを10話ほど書いては、書いたことのないジャンルのため完結まで持って行けるか不安になり
・歴史マニアのド陰キャJKが帝国の軍師になるもお約束に反して敵が有能すぎる戦記ものを5話ほど書いては、別に歴史や軍事に詳しい訳ではないので不安になり
これまで作った長編はいずれもテーブルトークのシナリオを作るように書いていたので楽だったのですが、そこから外れると急に怖くなってしまいました。
リナちゃんの物語と入れ替わりにこの3つのうちどれかが始まると思いますが、新たな挑戦と思って温かい目で見て頂けますと幸いです。