みなさん、こんばんわ。
わら けんたろう です。
いつも拙作をご高覧下さり、ありがとうございます。
カクヨムコン9参加作品として連載しておりました『黒ばら王女と螺旋の廃城』は、無事、一区切りを迎えました。
最後まで、拙作を応援して下さった読者の皆様に厚く御礼申し上げます。
で、物語のどこら辺まで進んだのかって?
ひ、ヒミツです✨
で、恒例の続編予告!(笑)
骸骨騎士ファブレガスの過去が明らかに!
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やがてファブレガスは顔を上げ、一度遠くを見る仕草をするとアスカの方へ顔を向けた。
「今から、お話することは、信じていただけないかもしれません」
ファブレガスの言葉にアスカは瞬きした。
「私は……、いえ、ボクはこの世界の人間じゃないんです」
ホネの姿で「ボク」と呼称する姿もなかなかシュールである。
「は?」
「別の世界から、この世界へ転生してきたんだ」
アスカは処理落ちしたのか、一瞬固まってから、ころころと笑い出した。
「ふふふっ、なに、それ? ラノベじゃあるまいし……」
ファブレガスは、そんなアスカをじっと見つめているようだ。それに気が付いたアスカは曖昧な表情を浮かべて、人差し指でこめかみを掻いた。
「え、ええ……。まさか、ホントに?」
ファブレガスは、静かに頷いた。
「元いた世界では、レオと言う名前だった。墨家玲央(すみいえれお)、それがボクの名前だ」
注)予告なく変更されることがあります。
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今後とも、拙作をご笑覧いただければ幸いです。