みなさん こんばんわ。
大変ご無沙汰しております。
わら けんたろう です。
いつも拙作をご高覧下さり、まことにありがとうございます。
カクヨムコン9が、近づいて参りました。
作者のみなさま、進捗はいかがですか?
ワタシは、新作の長編と短編を一本ずつ出してみようかと考えているトコロ。
『わたりネコのアノン』を執筆と並行して、これらの作品を書く日々であります。なんですが……。
1.お詫び
まぁ、アレですよね。
アレ、アレ、ほら、アレですよ。
新作を書いていると、そっちの方に気を取られてしまう病。
「今日こそ、わたりネコを書くぞ!」
と意気込んでPC開くと、あら不思議。
新作のファイルを開いて書き始めていたり、
わたりネコ執筆中に、新作の方の展開が浮かんでしまうという……。
本日も道すがら、わたりネコの展開を練っていると、なぜか短編集所収の「異世界人認定されてしまった」の続きを閃く有様(笑)
そんなワケで、ワタシの頭に「わたりネコ」が、シャノワが帰ってきません。
執筆が難航しております。
「わたりネコ」の再開は、もう少しお待ち下さい。
長期間、連載が滞っておりますこと、どうかご海容下さい。
2.カクヨムコン9参戦作品予告
さて、カクヨムコン9参戦作品ですが、長編は黒ばら王女シリーズです。
タイトル(仮)は、
『黒ばら王女と螺旋の廃城』
「黒ばら王女」本格始動といったカンジの作品になりそうです。
現在10万字には到達しています。
しかし、エピソードが断片化していまして、どう繋いでいったら良いのか。
悶え苦しむ日々であります。
以下、恒例の予告編デス。
カクヨムコン9の応援、よろしくお願いいたします。
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黒髪の少女は笑みを浮かべた。
「うふっ、素敵よ、貴方。この世にどんな未練があるのか知らないけれど、創世神さまの下へお帰りなさい。髑髏はわたしの寝室に置いて、毎晩、抱いて寝てあげる」
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アスカは視線を落とし、胸のあたりを手で押さえている。
「ほら、女の子って、お胸が出てるでしょ? 防具も着けずにやったものですから、弓の弦に思いっきり弾かれてしまって……」
弓道女子あるある?
しかし、ルネには破壊力抜群のエピソードだった。
「あらっ、どうされましたの? ルネ」
「そ、それは大変でしたね」と言いながら前屈みになり、ルネはバツの悪そうな笑みを浮かべている。
そう、彼はこう見えても、思春期真っ盛りの健康な男子である。妄想力も逞しい子に成長しているのだ。
いまの彼がラノベを書けば、アスカの胸が弓の弦に弾かれるシーンを描写するだけでも十万字に到達する。
彼は、前屈みのまま「のおおおおぉ!」と叫びながら、ランダースを追うように全力で走っていった。
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――何気に、エプロン姿が似合うわ。
白エプロンを着た魔王というシュールな姿にアスカは萌えた。
「身体が冷えたでしょう。暖かいスープをどうぞ」
魔王アフリマンが椅子を引いて、アスカにスープを勧める。
アスカがテーブルの側に立つと、彼はゆっくりと椅子を押した。
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注)予告なく変更されることがあります。