一日一箋 同輩へ(ふたたび)

同輩へ(ふたたび)

願わくば
荒野に響け
春の雨音

また一歩、今は雨水。氷か水かの僅差は、厳冬を越した生き物には夢を抱けるか否かの大差。だから、音たて降る春の雨は冷たいけれど、音なく積もる雪より暖かくて優しい。

そうして同輩よ癒されよ。

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