感想が欲しいとか、PVが欲しいとか、きっとネットで作品を公開している人誰しもが持つ欲望。それは、自分にも例外なくあります。
しかし、最近思うのが、「書きたいものを好き勝手書いて、その結果として反応があればいいじゃないか」ということです。
先日、「EMON」というSFちっくな短編を公開しました。自分としては、世界観の紹介のような出来になってしまい、読み手がどう受け取るのか心配な作品だったのですが、読者から反応が来てとても驚いています。
「普通のものは誰にだって作れるのかもしれないけれど、普通じゃないものはその人達にしか作れないのかもしれない」などと、偉そうにTwitterで呟いたこともありました。しかし、実際そうかもしれません。自分しか書けない物語を公開し、誰かが見てくれる。そして、その誰かが反応をくれる。そのサイクルが自分の創作へのモチベーションになっているのかも知れません。
自分だけが作れる世界で、読者である貴方が何かしらを思ってくれたのなら、まだ少しだけ書いていこうと思えます。
近頃寒くなっているので、どうか体調にはお気を付けて。
ではまた、別の物語で。