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その7

 手直しという作業自体がきつくて、7月までには投稿し終わって、8月いっぱいはSNSとかでひたすら擦り続けるかあ、みたいな計画が完全におじゃんになってしまった。

 なんだっけ、かつて伊坂幸太郎が投稿時に七回直せとか言われて実行したとかいう話があったが、予想以上に小説といやつは直すという作業が主であり、それが果てしなくダルイということを目の当たりにし、ほんとに嫌になっている。投稿作だし、一応最後まで書いて道筋はついているのだが、投稿してプロに話にならんと烙印を押されたものに対して、自分が思っていたこれまでのあれこれ(一応、面白いと思ってたわけ)がほぼほぼゼロになって、面白いのかこれ? というのが常に頭にある状態で、その修正がいい方向に向かっているのか自分でもよく分からないのは思っていたよりきついようだ。

 とはいえ、見直してみると、やはり言われた通り冗長さというか、後半部は同じことを異なる人物で持ち回りしているような迂遠さがあったり、全体的に停滞しているし、容疑者として浮かび上がらせている人物たちの使い方がへぼへぼで、新しエピソードや手がかりの出し方を再考せねばならないのでは……というふうに悪いところが見えてくるのは悪くないが、それによってやはりモチベはダウンしている。

 まあ、完結させない物は駄作以下なのは明らかなので、やり通すのは前提として、早めに終わらせたい。さっさと終わらせて次に進みたいし。

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