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起伏なき、今にある日常「最後の最期、その一線を前に」

おはようございます、雨天紅雨です。

ああしよう、こうしようって、口に出して、言葉にして、そういう約束をすることが一般的なんでしょうけれど。
ただ、そういう流れがあって。
態度で、行動で、お互いに「そういうものだ」っていう認識があって。
決して言葉にはしなかったし、できなかったけれど、お互いに確認もしてないのに、それが約束になってた――。

そういう深い繋がりというか、決め事というか、私は個人的に大好きです。

書いていて思ったけど、きっと鷺城鷺花と朝霧芽衣の関係って、そういうことなんだろうなあ、と。
でもその約束が果たされなかった時、お互いに罪悪感はあれど、やっぱり安心できたのは、それが「最悪」だったかもしれないって、考えたことがあるんじゃないかなあ。
書いてる本人が、こんなこと言うのもアレですが、なんか二人はそんな感じだった気がします。……たぶん。

ただ。
一線を前にして。
朝霧芽衣にとって、それは「選んだ」んじゃなくて「決めた」んじゃないかなあ……。

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