今話題の新人作家、駄犬さんのインタビューを読んだ。ラノベニュースオンラインで、である。
面白いのが駄犬さんのインタビューとともに、編集者たちのインタビューも載っているところだ。
この駄犬さんという作家さんは、投稿した作品すべてが書籍化するという、超大型新人である。ペンネーム駄犬とはいかに?駄犬どころか、スーパードッグな気がするぞ。
ともあれそのため、いくつかの作品をばらばらの出版社さんがだしている。それで担当する編集者さんも複数いる、ということである。つまりそのばらばらの出版社さんの編集者が、そろって会談するみたいな特集を組んでいる。
その企画が自体が面白い。ラノベニュースオンラインさんも、いいところに目をつけるな、と感心した。
作家さんのインタビューを読むのが好きな私としては大変楽しんで読みました。
インタビューはその作家さんの性格というか、小説への向き合い方が出ていて、読むのが楽しい。のでラノベニュースオンラインのインタビューはちょくちょくのぞいていつも待っている。
担当編集者によって、作家さんとのかかわり方が微妙に違う。
でも全体的に見て駄犬先生は個性的な人なのね、と思った。
駄犬先生は自分の作品は客観的に見れないと言っていたと思うけれど、かなり客観的に見れているように感じた。つまり、自分の作品は自分の好みを詰め込むわけで。自分の作品が好きすぎて、客観的に見れないことが作家にはあると思う。
でも駄犬先生は一歩引いて、これはどう面白いのか、どう面白さを伝えるかを考えているような気がした。
あとちょっとひねくれて考えるところがあって、それが作品の内容をひねることにつながっている気がする。つまりオリジナリティにつながっている気がする。
とは言っても、全然知らない人だし、ただインタビューを読んだ印象として、だけだけど。
ちなみに私は、誰が勇者を殺したか、だけ読みました。面白かったのでお勧めです。