今週は焔魔堂沙羅の推理奇譚を読みました。
評判が良かったので前から読んでみたかったんです。
短編形式で様々な人が登場します。その一人一人に血が通っていて面白いなと思いました。殺人が起きているのに生き返ることによってとてもほっこりした話になっていました。ほとんどの人が死んだことによりその後人生に大きな影響を受けて改心しているのでそこも面白いと思いました。
沙羅の格好やその雰囲気について語る人によって変わっているのも味があってよかったです。
後は一人だけ地獄に落ちた人もいるのですが、自分は果たして天国に行けるのだろうかということに思いを巡らせたりしました。
たいしていいこともしていないし、悪事というほどのものには手を染めていないと思うのですがあまり天国に行ける自信はないですね。
マネしたい点 人の書きわけと感情移入できるキャラクター、殺人なのに生き返るというオリジナリティ