今週は校閲ガールを読みました。
校閲という仕事があること自体は知っていたのですが内容をそこまで深く知りませんでした。電車の乗り降りにかかる時間なんてはかるんだ。表記ゆれは私も良くやります。
主人公の河野悦子さんはファッション誌で仕事がしたいのに校閲に回されてしまった人です。それでも自分の仕事に手は抜きません。彼女がミスを見つけることで明かされる真実もあります。さばさばしていて毒舌家ですが憎めません。
自分で書いた小説も自分で見直してはいるのですが、何度見直しても間違いは必ず残ってしまうあたりが私らしいです。そう言う意味で校閲さんはすごい。
それに主人公はなんだか私とは真反対の人です。ファッションに気を使いファッション誌を暗記するぐらい読みこんでいる。おしゃれに興味ない私はおそらく藤岩さんのように変わることもないだろうなと思います。そう言う意味でも尊敬します。
マネしたい点、自然にお仕事の話を説明している点、おしゃれな主人公を書けている点