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はじめてのきんきょーのーと(めっちゃちょうぶんちゅうい)

 初めて近況ノート記事を書いていこうと思います。文章書くのは大の苦手で、高校で受けた小論文テストでは回答用紙が真っ赤になって帰ってきて褒めることがなかったからか、大して綺麗な字でもなかったのに字の丁寧さの項目だけAでした。そんな拙い語彙力ではありますが、今回は最近学んだことを書こうと思います。暇だったら見ていってください。

 この前、中学生に勉強を教える機会があり、英語と国語を教えていました。期末テストだか何かで机の上には5教科以外にも副教科の教材があって、その中で一際私の関心を引いたのは保健の教科書でした。ジェンダーについて最新の情報が知りたいという大義名分の元、問題を解かせている間、必死に英文を読む学生に引けを取らないほど真剣に目を通していました。なんかこう合法的なエロ本みたいでいいなあとパラパラめくっていると、懐かしい文言が目に入ってきました。それは「適応機制」です。

 小説に詳しい皆様なら周知のことなのかもしれませんが、中学時代、テスト期間中もモンハンをやり続け✝️漆黒にして純白のハンター✝️の異名を持つ私から言わせていただくと、すっかり頭から抜けていたものでした。端的に言うと、無意識的な心の防御機能といったところでしょうか。理由をつけて自分を正当化する「合理化」や、自分の容認できない欲求や感情を他者に見出し、非難する「投射」などが挙げられます。

 これを見て、小説を書くうえで使えるツールだなと直感しました。(ライトノベルではあまり求められるものではないかもしれませんが)私は、辛くなるとすぐに「逃避」が働くからか、私の書くキャラクターも辛いことがあると「逃避」しがちです。このように私は、自分の体験を基準に小説を書いてしまうためかどれも似たり寄ったりなキャラクターになっていました。しかし、このツールを使えば、今までのキャラクターには無かった新たな魅力が引き出せるような気がしました。(未だ1話しか書けていない模様)

 こんなイタいことを書いてしまうのは「昇華」のせいかもしれません。最後まで読んでいただきありがとうございました。

2件のコメント

  •  こんばんは。

     防衛機制とは懐かしい言葉ですね。
     記憶が少しおぼろげですが、教科書で防衛機制が紹介されるのって、「思春期は第二次性徴にともなって精神が不安定になり、欲求不満や葛藤を抱えやすくなる」みたいな話の後だったように思います。
     当時学生の僕はそのことにすごく嫌な感じを覚えていました。

     何だか、文部科学省や教育委員会の「大人」たちから、「お前らの悩みなんてのは一時的な、くだらないものなんだから、自分たちが反抗期だという自覚を持って、大人に迷惑かけないようにしろよ」と言われているような気がしていました。
     防衛機制の話にしても、「お前たちは精神的に未熟でこのように不合理でくだらない行動をとりがちだから、注意しなさいよ」と上から目線で言われているような気分でした。

     今思っても、「昇華」以外の防衛機制にネガティブな言葉や解説が用いられているのは、さすがにフロイトが提唱した概念だけあって、少々時代遅れなところがあるように思います。
     自分が成長する必要性を気付くための概念としての有用性は失われていないにしても、防衛機制の概念を用いて他人の言動に茶々を入れ始めるとしたら(強い言い方にはなりますが)醜いですし、僕としてはそういう人間にはならないように心がけていたいです。
     防衛機制を根拠に他人の言動に茶々を入れる人物は、小説のキャラクターとしては面白いかもしれませんが(笑)

     長文失礼しました。
  •  あじさいさんコメントありがとうございます……! 防衛機制は誰が提唱したものかもろくに調べずに投稿した自分が恥ずかしくなりました……。

     学生の頃から学ぶ内容に疑問を持てるのって素晴らしいですね。私なんて当時の大人のいうことが絶対みたいな雰囲気に呑まれ、教えられることに疑問を持つことなんてなかったような気がします。

     時間の流れと主に移りゆく人間の心の動きをパターン化しようとすること自体が多様性が重んじられる今の時代にはそぐわないのかもしれませんね……。もう少し、調べてみようと思います。読んでいただきありがとうございました!
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