uruuです。この度は、多くの皆様に多大なご迷惑をお掛けしました。改めてお詫び申し上げます。私の見通しの甘さ、至らなさで起こった今回の不始末。皆様からお叱りを受けて当然と考えていましたが、それどころか拙作を見放さず、むしろ私の身を案じてくれる温かいお言葉ばかりで、驚くと共に、深い感謝の念を抱かずにいられません。本当にありがとうございました。
まず、なぜ本作が非公開になったのか。告知を見れず、困惑している方々もいらっしゃると思うので、改めて経緯を詳細にお話しします。
・経緯
事の始まりは11月1日の午前9時ごろ。カクヨム運営の投稿管理担当から、一部表現がガイドラインに抵触しているとして、当小説の修正を求める警告文が届きました。11月4日までを期限とし、それまでに対応しなかった場合、本作は非公開処分となる旨でした。
このメールが届いた時、私は電車の中でスマホを使い最新話の見直しをしていました。なので、メールの存在にすぐに気付けたのですが、ただちに対応できない問題が発生しました。
私はカクヨムにGmailで作ったアドレスで登録しているのですが、届いた本件メールを、Gmail側が迷惑メールやフィッシングである可能性がある、と判断したのです。皆様からの応援コメントや、カクヨムが公式に発信している『カクヨム通信』は問題なく届いているのに、投稿管理担当からのメールだけが危険性を示唆される事態に私は戸惑い、とりあえず最新話を公開した後、運営に問い合わせたり、仕事の合間を見て確認作業に追われていました。
そして翌日の2日。運営より確認が取れ、警告文が本物であると確認した上で、その日の夜に緊急告知を出すことになったのです。
調べたところ、カクヨムは複数の企業や団体で運営しているらしく、恐らく投稿管理担当の部署はサーバーが異なったのでしょう。だから、Gmail側は正しく認識できなかったのだと思います。まあ、フィッシングをするにしても、まさかカクヨム運営を騙るとは思えないので、十中八九、警告文は本物だと考えていましたが……確証が得られるまで動くことができませんでした。私自身、信じたくなかったのかもしれません。
そして、これは告知でも書いたのですが、警告文には厳密にどの部分を修正すればいいのか、具体的な指摘はありませんでした。投稿管理担当の言う【一部表現がガイドラインに抵触している】とは言わずもがな、本作に出る性的描写なのですが、それは複数のエピソードに存在しています。私生活を営みながらそれら問題のエピソードをピックアップし、整合性を取れた上で全てを修正することは、三日間という期間では現実的に不可能でした。なので、自主的に非公開にすることに決めたのです。
これが、今回の詳しい経緯です。
・今後の本作について。
今回の一件でさすがに懲りて、もう諦めようかと考えていましたが、皆様からの継続を希望するたくさんのご意見を見て、現在、どうしようか考え中です。
継続する場合、二つの道があります。本文をかなりマイルドに改変してから運営の許可を得てカクヨムで再度、公開するか。あるいは、むしろ性的描写に寛容なサイトに移ってさらに過激にするか。そのどちらかです。
ただ、どちらにしても大幅な修正が必要になりますので、継続するにしてもかなりの時間を要すると思います。
また、カクヨムには依然として何かしらのお話を投稿していくつもりです。いろんな投稿サイトを回ってみましたが、カクヨムほど充実している場所はありませんし、せっかくここまで続けてきたんですから。なので、優先するとしたら本作の修正よりも、次作になります。
故に、修正した本作を公開するとしたら、次作が一段落ついてからになると思います。そのため、絶対に継続する! とは、申し訳ありません。断言することはできません。ここまで皆様に支えられておきながら、不義理で応える行いであることは承知しています。本当に申し訳ありません。どうかご了承ください。
・次作について
次回作に言及したので、ついでに告知しておきます。以前、軽く触れたように、登場する女性がほぼメイドさんだけの異世界ものです。タイトルは
【目覚めたらメイドに支配された閉鎖洋館でした〜彼女たちのご主人様になりますか?それとも死にますか?〜】
となります。まだ仮なので、変更するかもしれません。今から設定を固めて、11月中旬を目途に公開したいと思います。詳細もろもろは追って近況ノートでお知らせします。
・最後に
まだ道半ばであり、書きたいお話、展開がたくさんありました。なのに、このような形で中断することになってしまい、本当に悔しい限りです。ですが、最後の方はバテ気味だったけど、ここまで走り抜けてきたことに後悔はありません。皆様からのご支援、ご感想があったからこそ、心の底からそう思います。
それではここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。よろしければ次回作も読んでやってください。そして、多少でも期待できるところがあったら、どうかその時もご支援をよろしくお願いします。