転性魔王~教え子に大切なものをトラレました~の
最新話を公開しました。
最新話は、第15話~第19話となります。
よろしくお願いいたします。
ようやく、盗賊団のアジトまで辿り着けそうです。
ここまで、お付き合い頂きありがとうございます。
それでは、どうぞロアの物語をお楽しみください。
それと、ロアの物語を宜しくお願い致します。
では、また次回お会いしましょう。
「わたくしは」
アリアが、開きかけた口を閉じた。
そして、シオンを振り返った。
「シオン」
「如何なさいましたか、アリアお嬢様」
「わたくしの物語が更新が止まり、
一月以上立ちましたね」
アリアが寂しそうに笑い声を出した。
「アリアお嬢様!」
シオンがアリアを胸に抱きしめた。
「ありがとう、シオン」
アリアが、胸から顔を上げてシオンを見た。
「シオン、わたくしは、もうしばらく
耐えようと思います。ロアさん達の
物語も佳境に差し掛かっています。
チェイサー家の令嬢として、
これくらい耐えられないと
いけません」
シオンに儚く微笑む。
「お嬢様!?」
しかし、次の瞬間には儚さが消え
穏やかな笑みを浮かべた。
そして、冷淡な口調で口を開いた。
「ふふ、ですが今だけですよ、夏奈さん。
わたくしは、確かに待ちますが、
いつまでも待てませんよ。
お早く、ロアの物語を納得のいくように
書き上げて、今の章を終わらせてくださいね」
アリアがこちらを見つめて笑った。
傍にいるシオンの背に冷や汗が流れた。
「では、皆様わたくしの物語が再開されるまで
もうしばらくお待ちください。
申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
それでは、お見苦しい姿を晒して
しまいましたが、今回はここまでと
させてもらいますね。
では、次回もこのスペースで
会いましょうね。
失礼いたします」