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文庫本

ふと昔読んでた文庫本達を思い出した

小学校の頃、坪井栄で子供心ながらに郷愁の世界を知り、トーベヤンソンで不思議な世界(ファンタジー)を知り、小説の世界に引き込まれる。
中学に入った頃は有三を全て、藤村など純文系を読み漁り、そこで筒井を発見、取り込まれた。同時期に大藪を知りほぼ読破。テンポが凄く良かった。
筒井は、七瀬くらいまで読み、、筒井スランプだったのかな?あまりアレな感じがしはじめたのと、丁度海外ものを知り始め、夏への扉。同時に広瀬のマイナスゼロを発見、名作だったなー。

海外モノはラドラム、くらいがちょうどよく、ヒギンズぐらいだと少々物足りなかった。
でもヒギンズは史実を掘り起こして、という話なので結構興味を持って読んだ。
ギャビン・ライアルのアクション+ハードボイルド風味の雰囲気は独特で好きだ。
自分の中では海外モノでベストはジョン・ル・カレ。

変わったので言えば、アクション小説のクイネル。覆面作家らしいが、たぶんジューイッシュ系だろう。その系統が絶対見たくない部分を除いた世界になっているので、少し違和感があるのが残念。それさえなければル・カレの次に好きだったろう。


で、海外に出始めてから現実に興味を持ち、いろいろ調べていると、、
現実をベースにした小説が全く面白くなくなった。現実のほうが何倍も面白く深かった。
そして糞だった。

それから小説からずっと離れていた。

が、

(もともとはマンガ好きだったので)
アニメで、様々な事象に巻き込まれ子どもたちが成長していく物語などを好んで見ていたら、
このすば。

いかんせん海外、原作買えない。
と、サイトで少々読めるじゃん?
初めてラノベ文章というものを読んだ。
最初はとても読みにくかったが、脳内映像をアニメにしながら読んだらとても読みやすく面白かった。
でもネットではその少しだけしか読めなかったので残念だなーと

思ってたら、なんかの拍子になろうを見つけた。
幾つか読んでいたら読むに耐えるののみならず、面白いものまである、、、
で、なろうで一時期過ごして、カクヨム発見

レベルがダンチ、、、しかも原石多し!!♪

はまるわなぁ?

でも、
今でもやっぱ文庫本は懐かしい。
常にケツのポケットかザック(デイパック)かタンクバックの中に必ずあった。
こっちにも古本屋あるのでたまに見に行く。
が、こっちに来ている奴等ってろくでもない本しか読んでないらしく、まともな小説が全く見当たらない。
まぁ、スパイやアクションは現実の足元にも及ばないから読まんけど、、其れ以外はいいのがあったら読みたいし、文庫で。

液晶パネルではなく、紙に印刷された活字で読む、というのはやっぱ最高なんだよな。
読書には匂いや手触りというものも俺の中では不可欠要素。

ひと、に理性と智性が有る限り、印刷された活字は消えうせないと思う。
消え失せた時は、そういう、ことだ。

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