• ミステリー
  • 異世界ファンタジー

過去作集について

・薔薇の名前

高校3年生の時、文芸部の部誌に発表したもの。
タイトルには深い意味はなくて、単に『薔薇の名前』を読んだ後だったからなのだけど、『薔薇の名前』に登場する少女のイメージがなんとなく作中の彼女に重なってしまい、他のタイトルを思いつかなかった。
当初は、ほとんど同じ場面を、少しだけ変えて何度も繰り返す小説を構想しており、その第一パートとして書いた。


・龍の都

中学2年生の時、文芸部の部誌に発表したもの。
物心ついたときから物語を書き続けていたのだけれど、この作品がはじめて「書けた」と思ったもので、私の創作のスタート地点になった。
龍シリーズで続けて書きたかった(実現しなかった)。

・龍の都β

たぶん中学3年生の時の作品。未発表。タイトルは単に「龍の都」。
前年に文芸部の部誌に「龍の都」を発表し、毎年同じタイトルで龍についての掌篇を書こうと考えたものの、二作品目の本作は部誌のシビアな紙幅には長すぎ、発表を断念。
「龍の都」シリーズはここで途絶えた。

先日、本を収納するため古い学習ノートを捨てていたところ、その中に紛れていた創作ノートから発見、サルベージした。
古い作品はなるべく手を加えたくないのだけれど、ノートに書いただけで清書もしていないものなので、文章に粗い部分もあり、見苦しくない程度に整えました。

1件のコメント

  • 川野芽生さんのカクヨム、発見して嬉しくて飛び上がっている!
    好きな世界観で幻想文学の師匠を見つけて気分。
    最新の歌集、『星の嵌め殺し』買いましたよ。Xのリプに感想を書きました。
    特に好きな歌が『はるのゆき~』の歌です。読みながら『ああ、詩歌っていいな~』と思えました。
    川野さんの言語感覚は星空のきらめきのようで言葉から光っていると思います。
    応援しています。
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