熊澤尚人さん監督の映画『おもいで写眞』(スタジオブルー/「おもいで写眞」製作委員会)を観ました。
当時のオリンパス(現 OMデジタルソリューションズ)のカメラが使われていることもあり、劇場公開時から観たかった映画です。
きれいな遺影、ではなく「おもいで写眞」を撮る映画です。
序盤ですぐに「おもいで写眞」を始めて軌道に乗ってしまい、映画としてどう進めていくのかなと思ったら、それから主人公が抱えるものをからめて紆余曲折ありました。主人公の結子(深川麻衣さん)が感情豊かな女性で、それが淡々とした映画だと思ってた私には予想外で良かったと思います。手話の組み込み方もくどくなくていいですね。
私が以前使っていたカメラ(OLYMPUS PEN-F)も出てきました。
ただ、病気で撮りたい写真が撮れない自分が、悔しいというより哀しくなりました。
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あとは小説の話を。
新たな中編小説を連載したいのですが、「いつのいつか」と「紫の世界 金色の瞳を隠して」に反応がないので……。
※添付画像は最近撮った写真「ハミダシ」
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