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レビューには返信できないのね……

 どうも、梅院です。
 最近小説の方が書けてないので、お茶濁しがてら「冥府の剣」語りつつ、ついでにレビューに関して返信していきたいと思うぞ。

1.題名から、つい異世界の騎士物語かと想像してしまい、冒頭が冒頭なだけに、ああやっぱなりと誤解しつつも、しばらく読み進めてしまった
 題名からはちょっと想像つかないが、内容はテロリストやヤクザの組員に対する激しい銃撃戦が主体のアクション物。

 いつも言われるのですが、やっぱりジャンルをガンアクションだと想像しにくいのですね。
 まぁ、そりゃあそうですよ。このタイトルとあらすじ、なろうで流行りの異世界転生ものと勘違いさせるつもりで付けたのですから。読んだ人は絶対以下のようになる。
 あ……ありのままに今起こったことを話すぜ!
「おれは異世界転生ファンタジーを読んでいたと思ったら
 いつのまにかガンアクションを読んでいた」
 な……何を言っているのかわからねーと思うが……
 と、冗談はさておき、なんでこのタイトルにしたか、なのですが、まぁ、なろう時代、コンテストで一次選考通った時のスタッフさんのコメント持ってくるのが説明として早いですかね。
 以下、なろうコメント欄から引用。
――タイトルが良いですね。死んだ(冥府に行った)はずの男が実は生きていて、国にあだなす存在(テロ集団など)を討つ剣となる。まさに作品の本質そのものといった題ですね。
(原文ママ)

2.テレビドラマの「大都会」や「西部警察」なんかを想像してくれても構わないが、設定的には「大激闘マッドポリス」とか「ゴリラ」(の初回スペシャル)とかが近いかもしれない。

 おしい。この中だと西部警察しか見たことないです。ただ、調べてみると、マッドポリスの設定がMDSIに近くて噴きました。全部私が生まれる前に放送していた作品のはずなんですけどねー(西部警察は祖父母の家のケーブルテレビで見た)。

 ぶっちゃけてしまうと、「冥府の剣」のコンセプトとしては、
「シティハンターとあぶない刑事と西部警察を足して3で割った」
 ものにしようとしていたのですが、書き始めた頃に、エクスペンダブルズ(80~90年代に活躍したB級アクション俳優たちが一斉に揃った映画)を見た結果、海外のB級アクションの要素が悪魔合体してしまい、合体事故を起こした結果生まれたものなんです。

3.おっさんどものキャラの立ち方が強烈なのに対し、多数登場する女子たちの個性がちょいと弱い気がするが、それはこれからおいおい書き込んでくれることだろう。

 まぁ、エンタメ小説コンテストの戦うおっさんにエントリーさせてますしお寿司……
 さらに言えば、保育園ぐらいの頃に上記のシティハンターやあぶない刑事の再放送(この頃にシティハンターのアニメが終わって、あぶない刑事リターンズが公開されたんだったかな)を見た結果、あぁいった渋いおっさんに対して好感を持ち、憧れるようになりました。木曜洋画とかでコマンドーやらダイハードやらコブラ(スタローンのね)を見たのもこの頃かな?
 結果として、私としての主人公像は「感情移入して自分に重ね合わせるもの」ではなく、「将来こうなりたいと憧れるもの」という認識になっていきました。
 正直、異世界転生ものにありがちな、「神様からもらった力で何の努力もせず無双する高校生」とかは、よっぽど自分の心揺さぶらないと好みにはなりませんね。
 女子については……って、女子、って年齢の女キャラいたかしら……

4.銃器に関しては、作者が詳しいところにもってきて、この世のすべての銃を出すつもりであるのか、とにかく種類が凄い。おまけに一行くらいの短い解説が加えられているのだが、これが的確かつ明瞭でアクションの流れを殺さない。

 この世のすべて、はさすがに無理かなー。所詮、私の銃器知識は書き始めた頃からネットを漁って本を数冊買った程度のにわか知識なので、本職のマニアには敵いません。
 さらに言うと、小説は絵がないので、どうしてもマイナーなのは無理ですね。自分も読者も想像ができない。わからない? 自分で調べろ、と読者に丸投げするのはさすがに作者としてどうなの? って話ですね。
 だから、有名どころばかり出すつもりです。
 というか、主人公の拳銃をあまりにもマイナー過ぎるオートリボルバーにしたのは今になって後悔していますよ……普通にパイソンとかの有名どころでよかったのでは?

5.GUN好きには絶対にお勧めだが、「銃が出てくる小説を書きたいけど、よく分からないし」という書き手の方にもお勧めする。第一話を読むだけで、一通りの銃には詳しくなってしまうし、簡単なメカニズムや弾薬の種類まで理解できる。とにかく解説が初心者にもやさしい。

 ありがとうございます。
 そういえば、なろうの方の活動報告には書いたんですが、友人の友人であるランキング100位キープのなろう作家に、
「銃の描写が多すぎて詰まらない。削れ」
 と言われて、腹が立ちました。友人の愚痴ばっかりになりそうなのでここではこれ以上書きません。

6.これは異世界かと思うほどに弾薬が消費されているのだが、もしかしたら近未来の日本の姿なのかもしれないと思うと、ちょっと怖い。

 冥府の剣は異世界ファンタジーである可能性が微粒子レベルで存在する?
 余談ですが、冥府内でナインテラー(テロリスト)誕生の経緯に「ギリシャの経済破綻を発端と~」と書きましたが、書いていた当時(初めてなろうに挙げた2012年)は、「財政悪くてもEU何とかするやろ~」と楽観視していたら、ガチになってしまった挙句世界情勢どんどん悪くなって滅茶苦茶ビビっている自分がいます。

7.自動式拳銃は初段装填済みで手動安全装置。颯爽と抜いて撃つ。そんな風潮があった(あくまで個人の感想)。しかし、SIGの質実剛健な良さとは、このスライドを引くシーンでこそ光る。

 SIGが手動安全装置を持たない銃、ということをキャラの行動で示すためにやりました。
 ただ、戦場に来て、バックアップ用の拳銃の薬室に弾入ってないのはさすがにどうなんだ、とミリオタに突っ込まれそうですね……

 大分長くなってしまいましたが、レビューに対しては大体返せたでしょうか?

 さて、大人の読みたいエンタメ小説コンテストも明日で選考〆切ですが、私は思いつくがままに書いていきますよ。これからも応援お願い致しますね。

 では、またここに書く機会があれば。

コメント

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