今更ながら、公開したパートを読み返して自分でもきつかったのです。
当初からこの展開は考えていたのですが、実際に主人公と「彼女」とのやりとりを書いていると、お互い、なかなか言葉が伝わらないところもあって、にやにやしたり、いらいらしたり。
そして予定していたはずなのに、何度も「これ、変えられないか」と思ったのですが、それをやってしまったら、たぶん当初、意図していたものとは別物の話になっていたでしょう。
この異世界はときおり心底、厭になりますが、残酷です。
そして、主人公はこの悪夢みたいな異世界で、まだまだ苦しむことになります。
ですがそれは最初から作者であるおいらの予定していた通りなので、一番、残酷なのはおいらなのでしょう。
そんな残酷なおいらでもたまには感傷的に、こんな駄文を綴りたくもなるのです……。