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プロッターとパンツァー。推敲のできない私

 執筆速度の話で思い出しましたが、10年以上前は1時間に1000文字くらいであまり早くありませんでした。

 3年ほど前にカクヨムで書き始めるにあたって、書く前にプロットを作る様になりました。あらすじをつくってエクセルで展開や場面転換を順番に並べて整理する。そして再度詳細なあらすじ、これをプロットと呼称していますが、それを書いてから書き始める。
 10万字くらいの話だとプロット自体も2万字くらいになるのでなんだか非効率な気もしますが、これを作っておくと展開に迷わないので書けないという状態に陥ることがなくなりました。また執筆速度自体も向上しました。

 プロットのつくり方はいろいろあるようですが、私はプロットがないと書けないタイプだと分かりました。そういう人をプロッターというそうです。
 対してプロットを作らずに書き進める人はパンツァーというそうです。スティーブンキングはパンツァーだそうです。SF作家の神林長平さんもそうみたいです。こういう人はプロットを作ろうとすると作れず、かえって小説をかけなくなるそうです。向き不向きがあるようですね。

 プロットの参考に小説の書き方の本や脚本術などをいろいろ読んだ時期もありますが、ハリウッド映画では三幕八場法というのがあるそうです。つきつめると起承転結とおなじようなので、創作の根本は洋の東西を問わないのだなと思いました。

 私の小説の問題は、プロットを作っても推敲が出来ないということです。山場をどうするかとか、キャラの魅力の見せ方とか、そういうのを考えるのが非常に難しい。よく分かりません。鋼のアルヴェンタインも序盤のはずの3章がえらい長くなってしまったし、展開として中だるみしているのでは?という危惧もあります。
 本来なら一度書き上げてから推敲した方がいいのでしょうが、いつも締め切りぎりぎりの書き方をしているので無理です。次年度のカクヨムコンに備えて一年前に書いておく、くらいのことをしないといけませんが多分私には無理ですね。
 公募作品もそんな感じなので、いつも本当にこれでいいのか?と思いながら応募しています。良くないと思いながら改善が出来ておりません。
 以前に応募してカクヨムでも公開している怪ビーバーの岸辺も1カ月弱で書いて推敲は一切できない状況でした。
 いつかは入賞して小説家になるんだ!という気持ちはありますが、根本的な書き方の見直しが必要なのかも知れません。

 皆さんはどんな風に書いてますか?特に推敲のいいやり方などがあったら教えてください。

・怪ビーバーの岸辺
https://kakuyomu.jp/works/16817330656517106409

1件のコメント

  • 私はその点でいくと『パンツァー』になりますね。
    プロットを作るのが苦手で、いつもその場のノリで書いてます(汗)
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