• エッセイ・ノンフィクション

独逸異聞録

テーマ別に目次を再編成しました。
興味あるトピックにアクセスしやすくなっているといいなぁと。

9件のコメント

  • 最新話を読ませていただきました。
    以前、家のリフォーム番組「劇的ビフォーアフター!」でドイツのお宅をリフォームする回のとき、ドイツ人の旦那が七年かけて一人で内装をリフォームしたとありましたが(そして匠が庭を廃材をふんだんに使って、御近所に工具を借りたりしたとか)、あれって現地ではそこまで不思議なことではなかったんですね。納得しました。
  • コメントどうもありがとうございます。
    ドイツでは家の中のことはほぼ全て、それこそキッチンまで自分でやるのが一般的で、内装は素人は触ってはいけない、という日本の考え方とは全く逆なのが面白いですね。もっとも地震がない国なので素人が適当に設置した内装でも問題なく使える、といった理由もありそうですが。

    引き続き独逸異聞録をお楽しみ頂ければ幸いです
  • 十時 様

    コメントありがとうございます。言われてみれば日本でもドネルケバブという響きは聞いたことがありますね。私は食べたことは無いのですが、そんなに一般的なものだったんですね。
    ドイツのドゥナはパンがとても美味しくて、それだけを買っていく人もいるくないです。日本のドネルケバブがどの程度ドイツのスタイルを踏襲しているのか気になるところです。ちなみにドゥナは基本的に脂が無いのでヘルシーフードに分類されるのですが、日本だとお肉の脂=旨味という考えが多いのでひょっとしたら使っているお肉も違うのかもしれませんね。

    これに関しては追記で幾つか述べておきたいと思います。
    とても興味深いご指摘、どうもありがとうございました。
    引き続き皆様に楽しんでいただける作品を書ければ、と思っております。今後ともどうぞ宜しくお願いします。
  • 最新話を読んでふと疑問に思ったのですが、ドイツって昼寝しないんですか? そんなに昼間にがっつり食べて眠くなるのなら、いっそ寝てしまえ! という発想があってもおかしくなさそうなのですが。……さすがにそれは、ぐうたらですかね。

    余談ですが、日本のどこぞの中学校で、十分だけ昼寝時間というのを試験的に導入してみるのだとか。昼からの授業ってホントに眠いですからね。生物とか古典とか数学だったらもう……羨ましい……。
  • 星霄華 様

    コメントどうもありがとうございます。基本的にドイツは昼寝はしないようです。みんなものすごく眠そうなので、険しい顔をしながらデスクに向かっていたりします。昼に食べ過ぎるのはいろいろ大変だということをドイツ人自身も認めているのですが、朝と夜の食事情からどうしてもたくさん食べる習慣からは逃れられないのだとか。日本人からしたら不思議で仕方ないのですが、まさにドイツの妙といえますね。余談ですがスペインでもシエスタをするのは一部地域だけで、例えばカタルーニャ(バルセロナ等)にはシエスタはありません。科学的に昼寝はその後の仕事のパフォーマンスを向上させることは証明されているので、そういうお硬いルール好きのドイツならいつか取り入れるのではないかと密かに期待していたりします 笑。
  • 十時 様

    そこまで言われる日本のケバブ、逆にちょっと気になってしまいますね 笑。こちらのケバブはヘルシーフード扱いですから。なによりパンが美味しい!

    ミュンヘンの甘い辛子とはホーニッヒゼンフのことでしょうか。ゼンフ(マスタード)にはちみつがねりこんであって、白ソーセージと一緒に食べると美味しいですね。ご存知かもしれませんが、ゼンフは実はドイツとフランスとで違っていて、フランスのものがツブツブタイプになりますね。個人的にはドイツ人の誇り、バウツェンのゼンフがおすすめです。機会があれば是非ご賞味あれ。クリスマス関連の食べ物、おもちゃは語ることが多すぎて幾つかに分けて紹介したいと思っています。楽しんでいただけると嬉しいです。ちなみにレーブクーヘンは大好物です。美味しいものは本当においしくて……。
  • 十時 様

    食べ物は本当に合う合わないがありますよね。ヨーロッパはゼンフにかける情熱がすごくて、ちょっと大きめのデパートに行くと様々なゼンフ(蜂蜜はマイルドな方で、シャンピニオンを練りこんでいたり、パプリカを練り込んでいるものとか、とにかく色がすごい)が売っています。個人的には柚子胡椒を使うべしというアイデアは大賛成で、実は定期的に日本から柚子胡椒を取り寄せていたりします。ザウアークラウトはちょっと癖が強いので難しいかもしれませんが、小玉ねぎの酢漬け(スーパーで瓶詰め状態で売っている。見た目はらっきょう)が恐ろしく美味しいので機会があれば是非試してもらいたい一品です。

    ちなみにこちらの魔法の調味料は”ブルスト用のハーブソルト”と”マギー”です。マギーは調味料を作っているあのマギーです。しかしコンソメではなく、液体で瓶に入っています。味としては紹興酒のような、フランスのガストリックのような、なんとも不思議な味ですが、これがあらゆるもの、特に餃子に合うのでこれも知られざる人気おみやげ品だったりします。ドイツってあんまり美味しい物がないというイメージをもたれがちなのですが、いろいろ探すと近隣諸国(イタリアとフランスには負けますが)に負けないくらいおいしいです。(ひどいのがスイスとオランダ)。

    余談ですが、ホーニッヒゼンフと白ソーセージはプレッツェルとビールと一緒に食べるまでがセットらしく、結構重いので食べきるのは大変だったりします。恐るべし、バーバリアン
  • クリスマス編は、またちょっとスーパーへブルスト買いに行きたくなりました(笑)。以前テレビでヨーロッパのクリスマスのリポートを見たことがありますが、ドイツの食に密着したものではなかったので、こんなにクリスマスまで食べ物で楽しむものなのだということでびっくりでした。日本のクリスマス商戦がしょぼく見えます……さすが本場……。

    ところで、ドイツの都市部では、サンタの兄弟だか従者だか設定のヨーロッパ版なまはげってやったりしないんでしょうか。ヨーロッパ各地に、そういう「悪い子はお仕置きするぞ!」な存在が登場するイベントがクリスマスあたりにあると聞いたのですが。やっぱりそういうのは地方のもので、都市部だとないんでしょうかね。
  • 星霄華 様

     コメントどうもありがとうございます。ドイツのクリスマスはとにかくみんなできるだけ楽しんでやろうという気持ちを強く感じますね。食べ物でも飾り付けでも、とにかくあらゆるものがスペシャルになる一ヶ月間(アドベント)です。フランスやイタリアでもクリスマスをお祝いするのですが、アドベントを盛大に祝うスタイル、特に巨大なマーケットが街に登場するのはドイツだけなのです。何故ドイツ人だけがここまで熱狂的にクリスマスを祝うのかは謎ですが……。

     ドイツ版のなまはげと言えばクランプスでしょうか。結構気合が入っていて見るとびっくりします。というか迫られたら子供はトラウマになりそうな感じですよね。クリスマスマーケットがドイツ全土に見られるのに対して、実はクランプスの仮装はベルリン近郊ではあまり見られません(もともとは南部の風習だったけれど、今ではちょっとずつ広がっているようです)。
    実はドイツは魔女もしくは悪魔に対する認識って土地によって全然違うのが面白くて、たとえばハルツ地方などは魔女や悪魔はとても身近な存在として、ある意味マスコット的な扱いを受けていたりします。あまり日本では知られていませんが、ドイツで大人気のイベントの一つにワルプルギスの夜というものがあります。これはワルプルギスの夜と呼ばれる特別な日に魔女の山ターレの山頂に悪魔と魔女が集まってお祭り騒ぎを繰り広げるという故事にちなんだお祭りで、近隣都市の宿は毎年半年前から当日の予約が満室になるくらい人気だったりします。

    仮装に関しては概ね昔の偉人、聖人を模したものが多いですが、悪魔や道化に扮するものも多くて地方のお祭りはとてもおもしろいです。機会があればちょっとずつそういう伝統、風習も紹介するのも面白そうですね。
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