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初めての小説。初めての公開

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特に取り柄のない人生を歩んできましたが。苦手な物や事の数なら誰にも負けません。
自分に自信を持つ日が来たらと憧れながら気づけばアラサー。

過去を振り返り、一番得意なことは何か考え始めたとき。本当に何もなく嫌になりました。では一番苦手な事は何か。作文や読書感想文はとにかく苦手でした。

大人になり、仕事で研修がある度、レポートなんかの提出に苦労しました。膨大な資料の中から正解を見つけ出す、そんなレポートが1番苦手で、期限を守れず涙を流した事があります。
仕事ですから、期限を守るのは社会人として当たり前。
それでも私には分からないことが分からない。
今何に戸惑っているのか?との質問に、わかりません。膨大な資料の中から答えを出す。教科書一冊から出すのではないんです。たった一行のスペースに何を書けば良いかわかりません。5文字を埋めよ、という問題なら5文字でふさわいしい言葉を探して記入します。
でも一行の欄に、貴方の答えを書くんです。私の感想ではなく、膨大な資料から選んだ私の答えを書くんです。私にはわかりません。
私は過去に3度レポートに悩み泣きました。 

 3度もあれば、私は脳に何か障害があるのではと感じ始めます。

 ですが、何に悩んだのかを説明できず。レポートや研修と言うワードを極端に嫌い。出来るだけ避けてきました。


 更に苦手の原点を探ると
小学生のころから作文が苦手でした。小学4年生の頃に読書感想文を書きました。ですが上手くまとめられない私は感想文なのに5枚目を描き終え、6枚目を貰いに先生の所へ行くと、これは読書感想文ではなく、シナリオを書いていると言われました。

 放課後1人読書感想文をやり直す。そんな子供でした。

 夏休みの課題で1番嫌いなのは課題研究でした。

 あの一枚の大きな模造紙を埋めようとすると収まりきらない情報が集まってしまうからです。
 だから私は少量の文字を大きく書いてごまかしていました。何も研究されていないのです。

 みんなの前で発表の時間も嫌いでした。この頃から話を纏めてレポートにする。声に出して発表する。この2つが苦手でした。



そんな中、ある事に気づきます。
沢山の気持ちや考えが頭を回り、一言で収めるのが苦手でしたが、空想を抱くのは得意でした。


あの人はこう言ったけど、本当はこう思っているかも知れない。
私は友人と話しながら、頭の中に友人そっくりなBちゃんを構成し2人の話を聞くのです。



夜中に夢を見ていて、楽しい、怖い、悲しい、そんな感情を抱くのに、いざ目が醒めると先ほどの夢の内容が頭からすっぽり抜けています。ただとてつもなく怖い夢をみていた、冷や汗もかいているのに思い出せない。そんことありませんか?
友達や家族に不思議な夢の話をしたいのに、内容が思い出せないなんて事。
そんな時、勿体ないと思うのです。だから私は途中までの夢の続きを日中良く妄想していました。

空想癖、中二病とも言えます。

作文は苦手。でも物語は尽きなく頭の中を巡ります。


作文が苦手でもお話を作れないか。

作文が苦手でも書き手になれないか。

読書をしない物書きもいて良いのではないか。

小説を読まなければ良いシナリオが浮かばないのだろう


私は自分に自信を持ちたい。
下手なまま、苦手なまま、私の頭の中の物語をそのまま誰かに見てほしい。

そうな想いで初めて小説を書いて小説サイトに載せました。


自己紹介とは違う気もしますが
小説を書く理由です。

今はまだ不安でしかないけれど頑張ります

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