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母の修理師を書いてみて

 こんにちは。明日でゲーム原案小説オーディションが受付終了するということで、ちょっと思ったことをば。

 Twitterの広告でふと見かけたこのコンテスト。最初はあまり興味を持ってはいなかったのですが、前からちょっとずつ練っていたこの「母の修理師」という物語を、色んな人に見てもらう機会かもしれない、と思った瞬間、一気に文章の形が浮かびあがって来ました。自分の小説がゲームになるかもしれない、と思いながら書くのは、本当に楽しかったです。
 私は長い小説を書くのが本当に久しぶりで、そのため、どんな文章なら読んでいる人に伝わりやすいのか、どんな言葉なら登場人物の思っていることが正確に伝わるのか、どんな書き方なら現実的に見えるか、などの答えがなかなかでず、カタカタとキーボードをたたいては保存ボタンを押さずに閉じる、というのを繰り返し行いました。小説を書くのは難しい。単純な感想ですが、数年前にも持ったこの感想をもう一度持てたことに、懐かしさを感じました。
懐かしい感想に向き合いながら、私の頭の中にある世界を、少しずつ文章という形にしていく。そうして、私以外の誰かとこの世界観を共有できたあの瞬間は、きっとしばらくは忘れないでしょうね!

 さて。
「母の修理師」は、機械と細胞で出来た不思議な住人たちが、私たちと同じように法律や規則に乗っ取って生活し、色んなことを不満に思い、意見を対立させたり、喧嘩したりする物語です。今という現実世界と同じように、この「母の修理師」にも理不尽さやそれに対する色んな住人たちのあがきがあります。
立場や世界は違うけど、やろうとしていることは一緒、というギャップも楽しんでいただけると幸いです。

 「母の修理師」を読んでくださった方、そして今回の体験をさせてくださった色んな方、ありがとうございました。


下の画像は、「母の修理師」の登場人物、ノーを書きました。登場人物の体の構造とか考えたりしたのですが、一番楽しかったのが彼女ですね。腕はアタッチメントなので変更できます。強力な武器とかにしたら楽しそうです!

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