ご愛読の皆様、いつも拙作に目を通していただき、本当にありがとうございます。
突然ですが、今執筆していて本当に辛いです。
というのも、大変ありがたいことに複数名のキャラクターに対し、嬉しいお言葉をいただいております。
創作したキャラクターに興味を持っていただき、コメントで言及いただけるのは本当に嬉しいですし、励みになっております。
それだけに、今後の展開を書くのが少し怖い、というのが本音です。
現在物語は第一章終幕に差し掛かり、千鶴達が暮らす巫神楽を脅かす者達の正体、そしてその企みが徐々に明らかになりつつあります。
あと4、5話で一章は幕を閉じ、物語の本筋である第二章「五龍の血族」に突入します。ここでは無為や鋼月などの出自である、神々廻家と並んで異能をその血に宿した一族達「五龍血」が非常に深く関わってきます。
そして最新話では、千鶴が敵の策略にはまり、雲行きの怪しい展開となっております。
次話から、物語はいよいよ本格的に佳境を迎えます。
具体的な人物名は挙げませんが、気に入っていただけたキャラクターがいる読者様には非常に残酷で辛い内容となるでしょう。
正直、温かいお言葉をいただき、シナリオを変更しようと考えたりもしました。
ですが、それではいけない気がします。
読んでいただいている方がいるからこそ、一切の妥協なく物語を紡ぎたい。千鶴達の生き様を、行動を、感情を、曲げることなく描きたい。
今は強くそう思います。
私も、心して続きを書き進めていきます。
どうか、見守っていただけると幸いです。