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進捗報告と『慈悲深き軍神は芸術を偏愛す』

【お品書き】
1 進捗報告
2 執筆のために読んだ本


【1 進捗報告】
・早いものでGWも最終日ですが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
・私は前回の倍の文量となった原稿の推敲に苦しめられています。
・私は自分が書いた文章を読み返していると、色々なことを考えさせられて苦しめられるタイプのようです。
・書いている最中は面白いと思って書いた内容も、何度も読み返すうちに「こんなものが本当に面白いのだろうか。だれか何でこれが面白いのか教えてください」という絶望的な気持ちにさせられます。
・前の方と後の方では書いている内容の平仄が合わず、書き換えなければならない部分を見つけた時には「いったいどうしてくれようか」と怨みがましい気持ちに襲われます。コンスタントに連載して話の平仄を合わせられる人を本気で尊敬します。
・それから、単純に長くなりすぎてもっとコンパクトにまとめられなかった自分の無能さに悲しくなったりもします。とまあそんなところです。

・副題が決まりました。『慈悲深き軍神は芸術を偏愛す』です。
・前回主人公が挑戦したのはカフェでコーヒーを売り、お稲荷様をネットの人気者にすることでした。
・今回はそれとは少し違うものを売ってもらおうと思います。
・今回もまた別の、面倒くさくて残念なお姉さんに登場してもらおうと思っています。
・どうやら私は面倒くさくて残念なお姉さんというものが大好きなようです。私の好きなものが同好の士に刺さってくれたら嬉しいです。
・もうすこしで新しい話も投稿できるかと思いますので、その際はどうぞご笑覧のほどよろしくお願いいたします。


【2 執筆のために読んだ本】
・ジョアンナ・エーベンシュタイン著(北川玲訳)『死の美術大全』(河出書房新社、2018年)という本を読みました。
・こちらは、古今東西の死を扱う諸種の芸術を紹介した図録兼解説書です。
・思えば人の死という現象は普遍的であり、いつの世にもありふれていて、まったくもって珍しい現象なんかではありません。ですが我々人類は高度な抽象思考というものを与えられたばかりに、自分にやがて訪れる死という未来を理解できてしまい、それを恐れ、その恐怖との向き合い方を求める営為をこれまで連綿と行ってきました。
・絵画においては「メメントモリ」という形で、死とのつき合い方が模索されます。
・同著はそんな、我々にとってありふれているが重大なイベントをこれまで芸術家たち(+α)がどう扱い、向き合ってきたのかを教えてくれるよい本です。
・執筆のために読んだ本ですが、メメントモリという既知の主題について理解を深めるよい機会ともなり、こういう時ばかりはお話を書いていてよかったなと思わされました。

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