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進捗報告(とSMの話)

【お品書き】
1 進捗と近況
2 執筆のために読んだ本


【1 進捗と近況】
・今朝ようやくエピローグまで書き終わりました。
・当初想定していたよりも書きたい内容が多くなりすぎて、気づけば前回の倍の文量を書いていました。なので今回は前回の倍ぐらいの長さのストーリーになるかと思います。
・これから推敲に入ります。公開までもう少し時間がかかるかと思います。
・公開された際は、読んでやってくださると幸いです。

・物語を投稿している方のご意見を聞いてみたいことなのですが。お話を書いている最中に、他の物語を読んで、あまりにそれが気に入ってしまい影響をモロに受けることありませんか。
・私はそれが出まくるタイプのようです。ですので書いてて時間がないというのもあるけれど、影響を受けないようにするためにも面白そうな映画や物語に触れすぎないという自制が必要な人種みたいです。
・「私はそういうのあんまりないかな」という方がいれば、どうしたらそうなれるのか聞いてみたいところです。


【2 執筆のために読んだ本】
・鹿島茂『SとM』(幻冬舎新書、2008年)を読みました。
・フランス文学研究者で明治大学名誉教授が文化・文明史的にサディズムとマゾヒズムを考えた本で、読みやすく、またとても面白かったです。
・支配や拘束をされたがる人がいて、また他人を従わせたがる人もいる。そういう人の心理ってどういうものなんだろう。そういうキャラクターって何を求めているんだろう。そんな関心から読み始めました。

・ざっくりと面白かった部分をまとめると以下の通りです。
①人間はもともと支配・拘束を求め、服従することで安心を得ようとする欲求をもつ。
②中世においてはその支配・服従の対象が神や君侯であったため、それらが薄く広く充足されていた。
③啓蒙主義や民主化により神や君主が没すると、支配してくれる存在が欠如する。そこに今でいうところのマゾヒズムの黎明がある。
④サディズムの語源となったマルキ・ド・サドは、神になり代わり自らを罰する支配者として位置付けようとした者である。
⑤マゾヒストは誰でもいいから支配・加虐されたいというわけではなく、信頼できる相手から自らの望む通りに支配を受けたい(*その際、なぜ支配が心地よいかに関しては自分よりも優れた存在に導かれる安堵感があったりするが、人によって理由はことなりうる。また被虐により恍惚を得ることはランナーズハイと近く、ドーパミン等からも説明できる。聖職者の禁欲的・自罰的法悦も大体はマゾヒズムと一緒)。
⑥サディストはマゾヒストの求めるところを理解し、先回りして提供しなければならない。このとき主従が実は転倒する。
⑦西洋と日本では微妙に作法や哲学が異なりうる。

・考えれば考えるほど哲学だな、と思いました。
・自分自身はSでもMでもないので感覚的に、実感を伴った理解はできないのだけれども、一応言語で論理立てた理解は可能なのだなとわかり興味深かったです。
・やっぱり人間を知ることは面白くていいですね。

1件のコメント

  • >お話を書いている最中に、他の物語を読んで、あまりにそれが気に入ってしまい影響をモロに受けることありませんか。

    はい、あります。今まで書いた分を書き直すことまではしませんが、これから書く分にその影響が出ることは普通にあります。(ただ、明らかに影響を受けてますよ、という程露骨にはなりませんが)

    新作、お待ちしています。
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