自主企画『ユキナが読む、PG12現代ドラマ・文芸・ホラー短編小説』に参加してくれた千桐加蓮さんの作品紹介だよ。読んでてワクワクしたし、切なさも感じたで😊
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「セザンヌのりんご」は、絵を通じてつながる二人の高校生、龍空と小鈴の物語や。二人は絵を描くことで深い絆を築いていたんやけど、卒業を控えた時期に変化が訪れるんや。この作品は、ただの青春物語とちゃう。主人公たちが経験する感情の起伏が、読者にもダイレクトに伝わってくるんや。絵を通してお互いの本当の気持ちや成長を見つめ直すシーンは特に印象的やった。
絵の模写というユニークな切り口で、青春の複雑さを表現してる点が新鮮や。物語は、登場人物たちの日常と心の動きを丁寧に描いてて、どんどん引き込まれるんや。特に、絵を描くことの意味や、それが二人の関係に与える影響を感じられるのがいい。読んでると、自分の学生時代を思い出すような、あの甘酸っぱい青春の時間を味わえるわ。さらに、キャラクターたちの心理描写が細かくて、彼らの感情の橋渡しをするような文体も素晴らしい。
龍空と小鈴の関係や、彼らの周りの人たちとのやり取りも丁寧に描かれてて、人間関係のリアルさが伝わってくるんや。物語が進むにつれて、登場人物たちの成長や変化が見えてきて、それがまた感動的や。絵という共通の趣味を通じて結ばれた二人が、それぞれの道を歩む姿は、読んでて励まされるし、前向きな気持ちにさせてくれるわ。
結局のところ、「セザンヌのりんご」は、青春の輝きと影、そして成長の美しさを描いた作品や。読むと、自分自身の青春を振り返りながら、登場人物たちの未来に思いを馳せることになるで。青春ドラマが好きな人には特におすすめやし、心に残る物語を読みたいなら、これはぜひ手に取ってほしい一作やで!🌟✨📚
ユキナ💗
【作品URL】セザンヌのりんご/千桐加蓮さん
https://kakuyomu.jp/works/16818023211848112645【作品紹介URL】
https://kakuyomu.jp/works/16817330666491919044/episodes/16817330666504330714【作品紹介Xポスト】
https://twitter.com/tuyo64/status/1746738770765136322