月20ドルのChatGPT Plusを契約したので、小説の改稿に利用できないか色々とテストしました。拡張機能の「Advanced Data Analysis」を使えば、大量のテキスト文章が書かれた外部ファイルを読み込み、AIが処理した結果を、ダウンロードできるファイルに出力できることも確認しました。
ただ、処理をする文字数や指示によって、AIが選択する処理モデルが変わるので、外部ファイルから大量のテキスト文を読み込ませても、小説をブラッシュアップするという点では、正直イマイチでした。例えば、要約を指示する場合、長文の中にあるマーカーの範囲で分けて要約するように指示しないと、前半に偏った要約になってしまいます。
「Advanced Data Analysis」を使わず、原稿を分割し、指示内容を2,500文字以内に抑えて文章の見直しを指示した方が、内容的には良かったです。色々試行錯誤して、これなら使えると思ったのが下記です。
User>
「ゲレンデで出会った彼女は雪女?」という小説の第1章「僕が出会ったコスプレの彼女」を構成する文章を、下記の第1章の総合的な要約、第1章の良いポイント、第1章の改善点、を考慮した上で、見直した方が良い部分を15件以上教えてください。それを、検出順に、該当部分、修正案、理由、を箇条書きにして教えてください。
第1章の総合的な要約:
・・・
第1章の良いポイント(強化・維持する点):
・・・
第1章の改善点(修正する点):
・・・
以下が見直したい文章です。
・・・
ChatGPT>
以下は、見直した方が良い部分とその修正案、及び理由を検出順に箇条書きにしています。
該当部分: ・・・
修正案: ・・・
理由: ・・・
・・・
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自分の小説を色々と読み込ませて課題だと思ったことは、ポリシーに抵触することが結構あることです。
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This content may violate our content policy. If you believe this to be in error, please submit your feedback — your input will aid our research in this area.
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処理は実行されますが、回答内容の全ての文字が赤い警告色になります。
OpenAI社のポリシーは、一般的なポリシーと殆ど同じなのですが、なぜポリシー違反と見做されたのか、不明な場合が多いです。
【OpenAIのポリシー】
https://openai.com/policies/usage-policies//
改稿のやり方が定まったので、最終話の公開が終わったあとで、ゆっくり原稿を見直そうと思っています。この改稿版ですが、せっかくなので、GPT-4の提案を採用する前後の比較ができるようにしようと思っています。
第1話から20話を、各々キリが良いところで、①②…とGPT-4が読み込める文字数に分割し、GPT-4を使った改稿版としてリスタートしようと思っています。