【あらすじ】
吹雪の中で見つけた山小屋に避難したアキラと雪姫は、収納ボックスに残された備蓄品を使って寒さを凌ぐことができた。彼はスマートフォンを確認し、家族に連絡することを彼女に提案する。しかし、彼女から必要がないと断られる。彼は旅館に電話し、事の次第を伝え、救助要請はまだ必要ないと伝えた。
山小屋の中が暗くなり、彼はオイルランプに灯りを点ける。二人はランプの灯りに囲まれて座り、彼は自分の上着を雪姫の背にかける。彼女は寒さには大丈夫だと言うが、彼は彼女を心配していた。
彼は雪姫と話しているうちに眠気がやってきて、目を閉じた。彼が目を覚ますと木造の建物の天井が見え、雪姫が大事にしていたぬいぐるみのそらもそこにある。
そらが喋り出し、自分が2年前にアキラに助けられたウサギのぬいぐるみであることを明かす。そらは彼に感謝し、雪の国に生まれ変わることができたと伝えた。
アキラは雪の国に招待されたことを説明されるが、自分がどこにいるのかやなぜ呼ばれたのか理解できない。そらは常世と現世の関係や他の国が存在することを説明する。
常世では現世の環境問題やエネルギー問題が影響し、温暖化の傾向が出ている。雪の国では万年雪が溶け始め、精霊や妖精の数も減少していた。さらに、隣の草原の国が滅びたことや、雪の国と東の大国とが緊張関係にあることが語られた。そしてそらは、最近になって東の大国からの使者が派遣され、和平の兆しが見えてきたと、アキラに伝えた。
【GIF漫画】ゲレンデで出会った彼女は雪女?
第2章 僕が過ごした彼女との時間
第8話 僕が迎えた不思議なトキ
【GIF漫画とイラストのリンク集】
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