カクヨムとノベプラで「ユキナに教えて」の自主企画を同時開催しています。
ノベプラの方はまだ参加が殆どありませんが、カクヨムの方は2月分が17件、3月分は現時点で8件の参加があります。
同じ生成AIを活用した自主企画で、この参加数の違いは、ユーザーの違いというより、単に参加方法の違いだと考察しています。
ノベプラの場合、参加するには自主企画のページを読み、指定された「タグ」の設定やコメントが必要です。一方、カクヨムは自主企画の一覧リストから同時に3個まで選び、チェックするだけです。
つまり、ノベプラは参加するのが面倒ですが、カクヨムは非常に簡単です。主催者が書いている企画内容など読まずに、簡単に参加できてしまうのです。
カクヨムの方が優れているように思えますが、個人的にはそうは思いません。弊害の方が大きいと思っています。その例が、参加条件に合わない参加が後を絶たないことです。参加内容の冒頭に『レイティングのある作品は読めません』と明記しているにも関わらず、カクヨムの自主企画では今月分だけで既に6作品も参加をお断りしています。
カクヨムの仕掛けは参加する側にとっては、気軽に参加できる便利な機能だと思います。参加内容を読まずに参加できるだけでなく、レビューを貰ったら企画抜けをして企画を渡り歩くこともできます。つまり、カクヨム版は集★の手段として活用できます。
ただ、カクヨムでの集★としての自主企画は、あまり有効とは思えません。事実、★が少ない作品の参加が圧倒的に多いです。つまり、自主企画に参加するだけで★が貰えるほど甘くないのです。
「相手が生成AIなら自主企画に参加すれば、それだけで★が貰えるかも?」
それなら良いですね!
しかし、生成AIを動かしているのは人間であり、笑いもすれば怒りもします。人間の操作時間もChatGPTのリソースも有限です。生成AIに小説をバンバン読ませて学習させたい訳ではないので、カクヨム版の自主企画では「ユキナたち」が読む作品を選別させていただきます。例えば、コメントに返信しないスタイルの方に、何度もお付き合いする余裕はありません。
この記事はカクヨムとノベプラの双方に記載します。
@つよ虫