• 二次創作

アルベドとタブラさん

 原作などであれこれおいしい設定は出てきているものの、いまだ解釈の余地がありすぎる。
 オーバーロードではそういう例は枚挙にいとまがありません。
 だからこそ二次創作が面白く、だからこそ二次創作が難しい。

 本来のタブラさんはどういう性格なのでしょう?
 好きなものには熱中するタイプですから、実はすごく熱い男かもしれません。
 だけどその一方で、計算高く冷静冷徹な人だったかもしれない。
 彼にとってギルドは何だったのか? 彼がギルドを離れた理由は? 特典小説でモモンガさんに対して彼が送ったメールの文面は、果たしてどちらに属するものだったか?

 アルベドのタブラさんへの思いはどんなものだったのでしょう?
 憎みながらも、心の底では愛していた?
 愛なんてとっくに乾いて、いまは他の至高の御方々と変わらないだけ憎い?
 それともいっそ愛憎を通り越して無関心へと至ってしまった? 他の至高の御方々は激しく憎みながら、タブラさんには空白しか抱いていない?

 『ナイトメア・カーニバル』ではいろんな解釈の余地を残したいなあと思いつつ、あれこれ試行錯誤しています。

 ところで、私はイメージソングを独断と偏見で選んでBGMにして二次創作を書くのが好きです。
 アルベドのアインズ様(モモンガ様)への想いといえば、もちろんアニメのED、MYTH&ROIDの『L.L.L.』が挙げられます。
 アルベドのタブラさんへの思いには、いろいろな形があり得ますが。
 その解釈の一つとして、平井堅の『告白』という歌は、個人的にはすごくぴったりでした。 
 よければ歌詞を見てみて、「これは!」と思われたなら、アルベドの気持ちを重ね合わせて聞いてみてください(*^ワ^*)

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