• 現代ファンタジー

『銀朱殺しの青』EP3あとがき

本日を持ちまして長い長いEP3『ワルツを血溜りの上で』が完結しました。読者の皆様にはこんな糞長いのに、ここまでご愛読いただけましたら、誠に感謝の念しか御座いませぬ。
『銀朱殺しの青』というお話の中で、自分の中の線引きではこのEP3までを『第一部』のような扱いにしています。
ヒロインが一歩だけ自分を肯定できるようになり、主人公が一歩、道を踏み外す決心をしたというささやかながら変化があったエピソードになったかと思います。
そういう建前はさておき、主人公やヒロインを追い詰めるだけ追い詰めて、特にヒロインに関しては疑似的とはいえ欠損や臓物描写も入れたい一心でエピソードかきました。
よくテーマを決めて物語を書いたほうがいいというのは耳にするのですが、自分はそういうのが凄く苦手でテーマを意識するとどうにも不自然な仕上がりになりがちです。
だから気にせずとりあえずやりたいことやらせていただきました……。テーマなんて後からついてくるみたいなノリで作ってます。

ちょっとした制作の小話ですが、今回エピソードを書くに当たって横浜のあちこちを実際に見て回って描写させていただきました。
馴染みのない方からすると横浜と言えば、みなとみらいやら赤レンガ倉庫やら某ランド―マークやらしか思い浮かばないとは思いますが、神奈川最大の市だけあって横浜市には隠れた見所も多いんですよ。
また数年前に行った場所が今はめまぐるしく景色が変わっているなど、横浜は中々変化の激しい市で、見て回るだけでもかなり楽しかったです。
もし近況ノート見ていただいた人で横浜市に興味ありましたら、是非とも一読していただければと。

今後のスケジュールですが流石に半年ぶっ続けで投稿してまいりますと、話のストックもだいぶ尽きてしまいまして、これからはペースを落とすこととなるかと思います。
エピソードからエピソードのインターバルが大分空く感じになります。
とりあえず最終章一つ手前までのエピソードを執筆しているので、終わらせることだけを考え執筆優先します。

本日から新エピソードの校閲作業に約二週間ほどお時間いただきまして、次回EPの更新は2024年11月1日からとさせていただきます。

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