ユニタリティって、ホーキング輻射となんだか関係があるという程度の理解なんですけれど。
まあ、確率の総和は実数になるっていうのは、なんとなく理解できますが、アインシュタインの相対性理論を導入すると時間と空間が可変になるので負の確率が発生するというのは、理解できない。
だから、量子力学は複素数を使わないといけないあたりも、よく理解できていない。
場の性質における確率の分布はひとつの情報なので、負の情報エントロピーなんだろうと思う。
宇宙全体の情報エントロピーは一定に保たれるので、場の性質の情報も保持されるのがユニタリティ。
これは、正しい理解ではないような、気もする。
ブルーバックスの本だったと思うのだけれども、脳内で記憶がどのように保持されるのかについての仮説を提示している本があった。
つまり、シノプシスの総量と記憶の情報量から考えると、どうもシノプシスの発火パターンで記憶が保持できると考えるのは、無理があるという話。
で、その本では脳内の場の性質として、情報を変換して保持するという理論を展開していた。
これって、トンデモのたぐいだとは思うのだけれど、場の性質が情報だってのは、そうなんだ、と思ったような記憶がある。
ウィリアム・バロウズは、現実とはあらかじめ記録されたものを再生している、と言っていたらしい。
これって、ユニタリティなんじゃあないかなあ、と思った。
つまり、脳内に保持されている場の性質が、量子重力の崩壊をおこして現実になる。
そんなSFを、バロウズを主人公にして書けないかなあ、とも思う。
でも、頭悪いから無理。