ハローハロゥ。
つる極北の作品、「梨子割」
https://kakuyomu.jp/works/16818023212696611765が珍しく(というかつるには大変珍しく)PVが3桁とかいう特異日が先日ありまして、「梨ワッショイ!」とひとり叫んでいました。はい、つるです。騒ぐには一桁足りないとか言わないで。つるがたのしいからいいんですよ。うん。
理由はちゃんとあって、自主企画「純文コロシアム」に出していたからそちらから読んでくださった方がいらしたんですね。レビューもひさびさに複数いただきまして、嬉しかったです。特に主催の天川さまには大変お世話になりました。ありがとうございます。
そこでいろいろ思ったことを今日はつらつら。
webで小説を書くことについて。
またはカクヨムで小説を書くことについて。
わたしは主にwebで小説を発表しているけど、「web小説」を書いているわけではなく、たまたまwebにも小説を置いている、というスタンスです。公募にも出すし、同人誌にもする。その一環としてwebにもいるだけなんですよね。
だけどwebが欠かせない活動場所であることはまちがいなくて、それは「他者の感想を受け取りながら作品を育てられる唯一の場」だからです。そして執筆初めて5年、いろんなサイトを試してきましたが、カクヨムがいちばんそれがしやすい。鋭く有益な感想をくれる読者さまといちばん出逢いやすい。そのおかげで書けた作品がわたしにはたくさんあります。いや、殆どの作品がそうかもしれない。
webで小説を書くことの意義はたくさん他にもあります。手軽に発信できる、ランキングに載れば拾ってもらえる確率が高まる、コンテストがある。でも、わたしにとってはそれらはあまり重要でなく、なぜカクヨムメインで活動しているかといえば、やはり先に述べた理由ありきなのです。
だからわたしはカクヨムで出会った皆さんに育ててもらってるという感謝がいつも胸にあります。本当にありがとうございます。この機会を借りて御礼申し上げます。
正直申しまして、つるの作品はwebでは「受けが悪い」ものばかりです。意外に思われるかもしれませんが、過去には「受けのいいものを書かねばここにいる意味がないのか」と悩んだ時期もありました。ほんとに。
でもその価値をこの場に見つけた以上、カクヨムで、webで書き続けたいのなら、ぐじぐじ悩まず、ただ自分の書きたいもの、自分がいいと思うもの、面白いものを粛々と書いて発表していくしかないのですよね。そう考えるようになってから断然気持ちは楽になり、また、書きたいものがより明確になりました。
だから、みんなも、好きにやってほしいなぁと。
好きにやった上で読んでもらえたほうが、断然楽しい。
その上でみんなでゆるく関わり合って、結果面白い作品が生まれたら最高ではないですか。
カクヨムはそれが叶う可能性に満ちた場です。
ネットでの「正の伝播」が見える場です。
さて、ほかの近況報告といえば、連載している「天を描けど〜」の第三部を黙々と書き進める日々です。けっこうこのあとシビアな展開が続き、書くのもしんどいことが多いのですが、この作品が将来「自分の大切な作品」として自分の中に遺るためには必要な作業なので、ここが踏ん張りどころとがんばっております。読んでいただいてるみなさまにとってもそうなってほしいし。
あと、今年はリアルイベント強化年なので、5月11日には「文学フリマ東京」、6月15日には「文学フリマ岩手」に出てます。出店名はコズミックスタア。皆さんが育てているつるを見たい方はドヤァしに来てくださいまし。なんてことない、テンションの危ういおばちゃんがいるだけですが。
「梨子割」に関してはまた出したい公募があれど、ここでみなさまに読んでもらえるのもとても嬉しいので、どうしようかなという気持ちです。でも絶対最終的には、どんなかたちであっても紙にしてみなさまにお届けしますよ。
それまでは死ねないや。
そんな感じでゆるゆるやってます、という近況でした。
ではでは。
アデュー。
画像は最近見つけては買いだめしてる梨グミ。
埼玉の梨だよ!特別な梨だよ!長十郎ではないけど。