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「いうなり宮様のそうなし草子」どうでもいい話その2(天文関係)

3章くらいから4章題1話に掛けての天文関係の話について。

出典はズバリ!『日本書紀』!(大体は)

・赤気
赤気に関しては『明月記』の赤気の方が近い感じですが現代でも北海道で稀に見られる低緯度オーロラという現象です。
『日本書紀』にも『赤い気』というのが一度だけ出てきます。
『日本書紀』の『赤い気』は彗星っぽい感じもしますが、一応他に出てくる彗星は『帚星(ほうきぼし)』と書かれているので、おそらく低緯度オーロラだと思います。
本来なら一生に一度見られるかどうか(少なくとも京都の辺りでは)という現象なので毎晩のように出たりはしません(と、自分で突っ込んでおきます)。
高緯度地域なら磁気嵐が起きてる時期は毎晩のように見られることもありますが、そう言うところで見られるオーロラは写真とかに良くある緑のカーテンみたいなやつです。

・客星
赤気のところで『彗星は帚星と書かれている』と書いてしまいましたが、最初に客星を出したときは超新星のつもりで書いていました。
ただ、客星は『日本書紀』以外では超新星と彗星の両方で使われています。
第三章に出ているのは彗星です。

・流星
第四章第一話最後のやつです。
これも最初はアースグレイジング火球という大気圏を通過するだけで地面に落ちずに飛び去ってしまうやつのつもりでしたが、隕石を出そうと思って流星にしてしまいました。
『日本書紀』に出てくる天狗(あまつきつね)は個人的にアースグレイジング火球だと思っています。
ちなみに地鳴りのような音から雷のような~という描写は今年5月頃?に青森であった謎の地鳴りというものの動画の音を参考にしてます。
あれはおそらく昼間だから見えなかっただけの大きめの流星だと思っているので。
ちなみにあれよりもう少し大きくなるとチェリャビンスク隕石のような感じになります。
彩恵りり「変わった形の炭素結晶を「チェリャビンスク隕石」から発見」sorae
https://sorae.info/astronomy/20220821-chelyabinsk.html

地球に落ちてしまったのでアースグレイジング火球ではなくなってしまいましたが、大きめの流星も『日本書紀』に出てきます(隕石は拾ってきてませんが)。
ちなみに第四章第二話の隕鉄は『日本書紀』には出てきませんが一応古代から稀に利用されていたようです。
彩恵りり「約3000年前の矢じりが隕鉄でできていたことが判明 ヨーロッパの青銅器時代の遺跡では3例目の発見」sorae
https://sorae.info/astronomy/20230821-kaalijarv-meteorite.html

あまり関係ありませんが、月食が起きなかった日記の記述というのは『御堂関白記』です(何度か出てきます)。

火星食
熒惑(火星)が月に隠れたというのは『日本書紀』にあります。

瑞雲
現代だと『彩雲』と呼ばれるもので、そこまで珍しくはないようです(一年を通してみられる)。

他にも『日本書紀』には天文関係の記述が出ているので、もしかしたら今後書き足すかも?

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