管野月子

  • 異世界ファンタジー
  • SF
Tsukiko_Kanno
15作品

KAC2020・KAC2021 短編

KAC 参加作品　4000文字以下の短編となります。
  • に更新
  • 作成
共有…
作者のおすすめ順
#1

KAC 20201／
管野月子

麗らかな春の田舎道で僕は未知との遭遇を果たす。Ｃ型小惑星から名を改めた、万華鏡生物 2020年１号。それは世界を驚かせた、気さくで好奇心旺盛な宇宙人だった。 作者・管野月子 ©…
  • ★39
  • SF
  • 完結済 1話
  • 3,995文字
  • 更新
2020年2月に発見された第二の月は、人類史初の地球外生命体でした。
管野月子
シュールなようでリアル
マスケッター
#2

世界樹が生まれた夏／
管野月子

地球温暖化により海面上昇した時代、世界では未知の生物が出現し始めていた。その一つが後に「スカイツリー」と呼ばれるようになる巨大な世界樹である。その出現は地域の建築物を巻き込む天災…
天を突くほどに巨大化した樹に登り、見失った君を探す。
管野月子
きっと、君を探し出す。
夷也荊
#3

前に進むためは、時にターンをしていかねばならない。／
管野月子

宇宙を駆けめぐる何でも屋に一つの依頼がきた。とある惑星にある、とある生物研究施設から、とある鉱物生命体を受け取って来てよ、というだけの簡単なお使い。だが依頼の品には、可愛い女の子…
  • ★15
  • SF
  • 完結済 1話
  • 3,965文字
  • 更新
  • 残酷描写有り
依頼の品には女の子がくっついていました。宇宙遭難船活劇！
管野月子
あ、ベテルギウスまだ爆発してないんだ
鳥辺野九
#4

ソルトフィンガー／
管野月子

遥かな未来。果てしない時を経て、人類は一つの惑星に辿りついた。更に長い年月をかけテラフォーミングを施し、十分に人の住める環境へと造り替える事に成功したが、何故か人は滅びに向かって…
  • ★18
  • SF
  • 完結済 1話
  • 3,136文字
  • 更新
  • 残酷描写有り
熱く濃く深く、楽園となった星に腕を伸ばし爪を立てる。
管野月子
#5

仮晶／
管野月子

砂と灰の荒野が広がる滅びの時代、娘は色鮮やかな宝石を繋ぎ、小さな工房を彩る装飾を造り上げていた。そして見守り育ててきたアンドロイドは、最愛の娘の為に鉱石を探す過酷な旅に出る。 …
  • ★26
  • SF
  • 完結済 1話
  • 4,030文字
  • 更新
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
人類滅亡が迫る世界で、アンドロイドは輝く鉱石を探し往く。
管野月子
#6

ヒドラ日和／
管野月子

衛星コロニーに勤務する姉ちゃんには、なかなか理解されない話だけど、モンスターとの暮らしはきっと楽しいと思うよ。特に、砂嵐で外に出られない、こんな日はね。 作者・管野月子 © 2…
  • ★29
  • SF
  • 完結済 1話
  • 2,935文字
  • 更新
多頭の蛇で毒を吐くという、ヒドラと過ごす砂嵐の午後。
管野月子
せっかくできたおうち時間、よし、モンスターを飼おう！
さかたいった
#7

わしらず／
管野月子

時は23世紀のはじめ頃。私は一人もやもやした気持ちを抱えながら、小雨の降る薄暗い裏路地を歩いて行く。目指すは知る人ぞ知る、紙の本が置かれた古本屋。天井近くまでの棚にぎっしりと本が…
  • ★33
  • SF
  • 完結済 1話
  • 2,989文字
  • 更新
彼の時代から千年が過ぎたこの国で、今日もあくせく暮らす私がいる。
管野月子
膨大な物語の一部がふいに具現化した緻密なbooknookのような一篇
雪下淡花
#8

土人形みたいな僕だって 魂が込められれば生きていける。／
管野月子

僕らは錬金術師となるために、ゴーレム制作の課題に取り組んでいる。けれど何が問題なのか……なかなか成功に至らない。同室のカレンは、思いつきで実験しては失敗の繰り返し。これじゃあ期限…
職人としてしか身を立てられないような男に、彼女は眩しすぎる。
管野月子
#9

仄暗い路の果て／
管野月子

互いが互いを見張る監視社会の中で、規律から外れた人間は国の更生施設に送られる。戻らない者も多く、仮に戻ってきても意思や感情の乏しい、死人のような顔になっていた。そんな管理社会で生…
  • ★26
  • SF
  • 完結済 1話
  • 3,937文字
  • 更新
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
監視社会の中、規律から外れた人間は死んだようになって帰って来る。
管野月子
#10

ジャック・オ・ランタンの海／
管野月子

冬の終わりと聞けば、誰もが青い空の下の明るい日差しと萌える緑、柔らかな花の色を思い浮かべるだろう。残念ながら見上げた空は暗く、重く、厚い雲に覆われている。 一人、北国の寂れた駅で…
さまよい歩くカボチャのお化けは、海の向こうへ進路を取った。
管野月子
#11

妖精は飴玉がお好き／
管野月子

遥か遥か遠い未来。地上を遠く離れた衛星コロニーで、私は数世紀前に滅んだ地球文明――その廃墟の中に埋もれていた情報機器から、先時代の様々な記録を読み取り復元する仕事をしている。けれ…
  • ★19
  • SF
  • 完結済 1話
  • 3,865文字
  • 更新
先時代に生み出された記録を、私は読み解き伝えていく。
管野月子
遠い未来、復元されるわたしたちの「物語」
さかたいった
#12

ポイニクスの赤い羽根／
管野月子

遠い昔、エーゲ海に浮かぶ小さな島にビオンという名の青年と、マイアと呼ぶ娘がいた。仲睦まじい二人に、ある日、残酷な運命が訪れる。悲劇を逃れる方法はただひとつ。伝説の赤く輝く鳥の涙な…
  • ★37
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 3,313文字
  • 更新
  • 残酷描写有り
終わりは新たな始まり。この21という数字に心当たりがあるだろう？
管野月子
#13

巨大都市神獣／
管野月子

建築群が上下に成長したメガシティ。そのひと気のない通路で、私は双子の妹エドラに待ち伏せされた。どうやら懸賞首の条件に、私が合致するみたい。金に目が眩み、自分のメンドクサイ過去まで…
  • ★25
  • SF
  • 完結済 1話
  • 3,952文字
  • 更新
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
懸賞首になった私。でも、本当の目的は私じゃないって、ひどくない！？
管野月子
暗澹たる未来都市を切り裂く命の光
宮嶋ひな
#14

ソロモン迷宮／
管野月子

トルコ、イスタンブールへ一人旅で訪れていた敬一は、迷宮のような市場で一人の少女に目を止めた。友達を探しているのとも様子が違う。と思う目の前で、少女は道行く旅行者にぶつかって行った…
ヨーロッパとアジアを繋ぐ、歴史深い街――イスタンブールの迷宮。
管野月子
ユーロ＝アジアの端境、悪魔と迷宮の酩酊
椿恭二
#15

クラウンゴール／
管野月子

近未来。虫や菌類、細菌などが植物に寄生し、こぶ状に変形する虫こぶ――ゴールに似た奇病で、人類は一万分の一にまで激減していた。 そんな中、とある研究施設の最後の生き残りとなった青年…
  • ★30
  • SF
  • 完結済 1話
  • 3,998文字
  • 更新
いびつな「王冠」を名に持つ奇病で消えゆく人と、残された青年の記録。
管野月子
孤独と希望と絶望と、そして世界観
ハヤシダノリカズ