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二周年

皆さま、こんばんは。鳴神紫蘭です。

2年前の11月11日は私がカクヨムを始めて、処女作『音が弾ける』を投稿した日です。あれからあっという間に2年が過ぎました。早いものですね。これまで良いこと悪いこと含め、いろいろありましたが、2年間小説を書き続けることが出来たことは、それだけで私の自信になった気がします。


ここでカクヨム、そして物書き生活2年目の振り返りをさせてください。

まずは『三度目のギムレット』について。カクヨムコン4に参戦するも、見事惨敗。同作で小説現代長編新人賞に応募し、一次落選。

2018年1月から連載していた『貴方の隣は譲らない』が2019年3月に完結。実は今もじわじわとPVが伸びていて、びっくりしてます(笑)これが完結効果というやつか!と完結させることの大切さを痛感しました。

短編では、『FADED BOMBS』『紅掛空色の君』『百円メロンソーダ』『溶けない飴細工』『旗日に光るナイフ』の五作を投稿しました。

『FADED BOMBS』『紅掛空色の君』は『音が弾ける』の登場人物たちの物語の補完を意識して書きました。登場人物をリンクさせるのは書き始めた当初からの趣味のような悪戯のようなものなので、すごく楽しかったです。

『百円メロンソーダ』は『三度目のギムレット』の主人公の娘、長藤柚葉の後日談になります。この少女は初めて完結させた長編『貴方の隣は譲らない』にも登場しています。元々、『三度目のギムレット』は長藤柚葉の両親の物語、と銘打って始めたものなので、描きたかったものが書けて満足しています。

初めて書いた百合小説『溶けない飴細工』は思った以上に多くの方から反響をいただきました。ありがとうございます。百合っていいですよね。うん。また書きたいです。

『旗日に光るナイフ』は私の中では異色の短編となりました。殺人鬼の話です。プロットの段階で展開に凝ったわりに、ベタな仕上がりになりましたが、これはこれで面白い試みだったと思ってます。

加えて現在カクヨムにも転載している、『一戸紘奈の誕生日』はエブリスタの妄想コンに応募したものです。すごく楽しかったんですけど、時間がなくてあれ以降、新作での挑戦が出来なかったのが少し心残りです。

カクヨムには掲載していませんが、『ねじれの位置』という長編も書きました。高校受験をテーマに、地方の子供たちの生きづらさを練りこんだ作品です。令和小説大賞に応募していて、結果によってはカクヨムにも掲載する予定です。


作品に関する振り返りはざっとこんな感じですね。思った以上に数を書いていて、びっくりしました(笑)1年目では完結させられなかった長編も、3本完結まで持っていくことができました。頑張ったじゃん、偉い偉い(笑)

ただし技術的な課題は山積みです。構成や展開、設定の甘さ、人称の乱れ、語彙不足。課題を上げていったらキリがないので、ここまでにしますが書けば書くほどよく分からなくなってきますね。難しいですけど、そこが1番楽しいのは間違いありません。

それにしてもこの1年は本当にあっという間で、目まぐるしく過ぎ去って行った気がします。実生活が忙しかったのもありますけど、身体も感情も置いてけぼりになりそうで、それが怖くて、ただ着いていくのに必死だったからかもしれません。

実はこの1年で懇意にして頂いているカクヨムの作家さま数名とお会いすることもできました。本当に皆さま、私のような若輩者にも優しくて、知性溢れる方々ばかりで、この出会いに感謝してもしきれません。いつかまたご縁がありましたら、中身も外側もあまり変わってませんがどうか会ってやってください(笑)

それから、Twitter上で仲良くさせていただいてる皆さまも、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。



さて最後にお知らせをふたつ。

ひとつ目は、処女作『音が弾ける』についてです。現在大幅に手を加えているため、非公開にしています。翌年3月までには完結させます。

ふたつ目は今後の活動についてです。
一応私が学生であることをご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、勉強に専念するために来年2020年3月をもってカクヨム、Twitterなど全ての活動を一時休止させていただきます。投稿済みの作品は全て残しますが、最低1年はレスポンス等を頂いても反応することが難しくなります。ご了承ください。



長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。

全ての皆さまに愛と感謝を込めて。
それでは。

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