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ステイホーム 1

 眼が覚めた。枕辺のアナログ時計が「朝の8時」を示していた。布団を出て、カーテンを開いた。ガラスの向こうに雨模様が展開していた。厠に行き、用を済ませた。手を洗ってから、再び布団に潜った。
 気がつくと、10時半を過ぎていた。睡眠の不足が補われ、随分楽になった。洗面所に入り、顔を洗った。台所に行き、電気ケトルにミネラル水を足した。沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。かりんとうを齧りながら、熱いやつを飲んだ。

 居室に行き、愛機を起動させた。エキサイトとエブリスタを呼び出し、蛮人日記の転載をやった。シャットダウン確認後、三杯目のコーヒーを淹れた。
 居室に戻り、DVDプレーヤーの中に、竹内力主演の『ミナミの帝王/トイチの萬田銀次郎』を滑り込ませた。1992年の作品。力さんも、舎弟役の慎吾ちゃんもさすがに若い。そして、主人公の師匠的キャラクターをやっさんが演じていた。なかなか面白い配役だと思った。師匠の見せ場は後半に用意されている。

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