中二の夏、僕は学校をサボり自転車で坂道を下る。 　コンビニでお気に入りの炭酸飲料を買い開けると、知らない女の子に声を掛けられた。 　店の外に出ると、その子は手の届かないあの空へ…

刀を捨て拳を武器に世界を平和へと導く男の話。 短時間で書きました。 推敲していません。 ごめんなさい。

　仕事の帰り道、後ろから女性の尋ねる声が聞こえた。しかし、振り返ってみても、誰もいない。 　午前零時、玄関の前に落ちる誰かの小指。

短時間で読める小説などを書いてます。

　町の片隅で小さな花屋を経営している“花”は、訪れた客に花を選ぶ。その花を相手に贈ると想いが届くという。

　庭にたんぽぽが咲いていた。 　私はそのたんぽぽを窓辺から眺めていた。 　ある雨の日、たんぽぽは茎から折れた。次いで友人の訃報が届く。私自身ももう長くはない。 「このままでいいの…

　男は死を決意していた。憂鬱な人生に終止符を打つために。 　だが、女はそれを認めようとはしない。かっこ悪くてもいいから生きるべきと、飛び降りる男の腕を掴む。 　そして、やり直しの…

異世界に脳みそを置き忘れた一ノ瀬オブゴッド。 良子という自分の名前が嫌いな小林フローネ。 二人が今、絡み合う。