12月の間の短期投稿。吸血鬼少女の日常サバイバーコメディ「吸血姫の私と狩人な彼」の投稿、本日にて終了です。
まず、この作品に目を通してくれた読者の皆様方、応援感想等、本当にありがとうございましたm(__)m メリーや彰のことを我が身のように思ってくれる感想もあって凄く嬉しかったです。
今回の近況ノートはちょっとした裏話などを描こうと思います。
吸血姫を描いてみたくなった理由としては、まず、10月後期頃に抱いた目標の一つ[なるべく話に無駄を詰めない様にスムーズに話を進める]こと、そして[その短い話数でしっかり内容を凝縮できるか、期待の込められる作品を作れるか]という課題の勉強として思い浮かべたのが最初でした。
吸血姫ですが、もともと内容自体など構想はあって、書くとしたらどのように話を描いてみるかなど脳裏の片隅に保管していたものでした。今回の課題の勉強としてその作品を掘り出し、構想の結果コメディとして輩出することに至りました。(ちなみに構想の間では彰が主人公のヒロイックものにしようかという案もありました)
話がまとまったところで書いてみる。勉強の一環として吸血姫の執筆が始まってみると……やはり、日常コメディは描いていて愉快な気持ちになるし、思わず笑ってしまう事もチラホラあったりなど、凄く楽しかったです。
道連れフロンティアのようなファンタジーものとはまた違うワクワク感があって、コメディらしくメリーをどう苛めてやろうかだったりなど、ちょっと悪戯心も芽生えたりしました(本当にごめんねメリーちゃん)。
何より、感傷に浸ったと同時、どのような結末にするか迷ってたのは最後のドラマ部分でした。どう締めくくるか……コメディらしく終わらせられるかどうか、結果、ああいう結末になりました。
一つの作品を描き終えた後の余韻って何かこう、終わった感じがしない何かが胸の中で残ってて、時間が立って「あっ、二人の物語は終わったのか」と後から波が押し寄せてきた複雑な感情は今も忘れられないです。
吸血姫は今回の投稿で完結。続きを描く予定こそありませんが、メリーと彰の存在は自分の中でもかなり気に入っており、メリーや彰を好んでくれる読者がいることも嬉しく、何処か別の舞台でチラッと顔を出させてあげたいなと思ったりしています。
日常コメディは楽しい! それを再実感できた時間でした。
何かまた別の日常コメディを描いてみたいなと思いました。
……課題がクリアできたかどうか、それはボチボチ見つめ直したいところです。
以上で思い出話は終了です。
またいつか、二人と出会える機会があればなとも思っています。
改めて、吸血姫を応援してくれた皆様方、本当にありがとうございました。