『初恋リベンジャーズ』の第二部・「第4章〜推しが尊すぎてしんどいのに表現力がなさすぎてしんどい〜⑧」を投稿しました!
第4章の告知では、『初恋リベンジャーズ』という作品を執筆するにあたって、参考にした書籍などを作者に代わって、ご紹介。
今日は、ボクらホーネッツが好きな映画を取り上げる、ということで、ボク黄瀬壮馬が作品紹介をさせてもらうよ!
第八回目の今回はこの映画!
『フェリスはある朝突然に』
配給:パラマウント映画
監督:ジョン・ヒューズ
〜レビュー〜
フェリス・ビューラーはシカゴの郊外に住む高校三年生。ある朝、熱はないけれど胃が痛いと両親に向かって訴えた。今学期9度目の仮病で、学校を休むことに決めたのだ。妹のジーニーは仮病だと指摘したのに、両親はみごとに引っかかった。フェリスは「手を汗ばませることが肝心なのさ」と観客に向かって一言。
友人たちには電話を掛け、腎臓が悪いから休むと言い訳をしておいた。真に迫ったその言葉に騙されて、腎臓病のフェリスのため、募金活動に乗り出す者まで出る始末。そんな中、彼は恋人のスローンと親友のキャメロンを学校から連れ出し、キャメロンの父親の愛車でシカゴの街に繰り出す――――――。
1980年代にハリウッド製学園映画というジャンルを築いたジョン・ヒューズが監督を務める青春映画。
ジョン・ヒューズと言えば、日本では、『ホーム・アローン』のプロデューサーとして知られているけど、本国アメリカでは、後進の映画制作者やクリエイター達に、とても愛されている監督みたいで、『デッド・プール』や『(500)日のサマー』『レディ・プレイヤー1』など、ここ十年に公開された様々な映画から、オマージュのシーンを見つけることができる。
なかでも、この映画のハイライトと言っても良いシカゴの街中で大々的に行われる、フェリスの歌う『Twist and Shout』に合わせたパレードのダンス・シーンは、本作『初恋リベンジャーズ』でも、竜司のフラッシュモブ告白のサプライズ企画に影響を与えているね。
『初恋リベンジャーズ』の作者が、この映画を知ったキッカケは、某ラジオ番組のディレクターさんが、企画本で大々的にプッシュしていたからだそうだけど、以前に執筆していた『シネマハウスへようこそ』という作品でも、サブタイトルに取り上げていたりと、かなり気に入っている作品らしい。
マシュー・ブロデリック演じるフェリスが、画面のこちら側の観賞者に向かって、頻繁に語りかけてくる独特の作品には、心を打つ名言も多いので、その点にも、ぜひ注目してほしいな。
学園&青春モノというジャンルが好きな人には、絶対にオススメの一本だよ!
本日の更新
第二部・「第4章〜推しが尊すぎてしんどいのに表現力がなさすぎてしんどい〜⑧」
今回も楽しんでください!
(芦宮高校広報部・黄瀬壮馬)