• 現代ドラマ
  • 恋愛

ヤンデレリング

ごきげんよう。

昨日は指輪に関する本を読んでいました。
愛の証、死者の弔い、信仰、魔術、お守り、単なる富の象徴やファッションアイテムだけにとどまらず、様々な意味をもって社会に浸透してきたと思います。

指輪に刻まれた文字を見るにつけ、念がこもってるなあと呑気に感心しておりました。
たとえば画像の指輪(1550−1600年イギリス)には髑髏と「終わりを見よ」「不誠実であるくらいならむしろ死を」と書かれています。

なんか不穏だ。(´・ω・`)

神に結びつけられた男女の結婚は今よりももっと重い意味を持っていたと思われるし、貴族や皇族ともなれば家同士の結びつきの為に、盟約のように誓いの言葉を刻んだものもあるかと思います。

ロード・オブ・ザ・リングなんかは世界の明暗を分けちゃう指輪ですもんね。
もし物語を書くなら重い愛を抱えたヤンデレ君が魔法とか色んなもので恋人をがんじがらめにしちゃうとか面白そうですけれども。(実際やられるのは嫌)

気軽にファッションを楽しめる現代に生まれて良かったですわ。

【出典】
「西欧800年の指輪史」
レイチェル・チャーチ著
和田侑子訳

4件のコメント

  • 指輪って小さいのに、なぜか大きな意味を持たされますよね。
    装身具の中でも、特に常時身に着けていられるものだからなのでしょうかね。
  • 物語でのキーアイテムで指輪が使いやすいイメージなのも、そういうことなのでしょうかね。

    『不誠実であるくらいならむしろ死を』
    は〜…、裏切るなら死を覚悟せよ、みたいな感じなのでしょうか。
    主従の誓いで使いたいですね(笑)。
  • 和泉将樹@猫部さま

    一番良く目にする体の一部に着けるものだからかもしれませんね。
    無意識下に拘束や制約を印象付けるにも効果的だと思います。
  • 幸まるさま

    小さいし持ち運び可能な誓いですよね。
    主従の誓いでもカッコいいですね!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する