トム・ハンクスの泣き顔愛好家、鳥尾巻です。
実にエエ顔しますね。トムさんは。
まあ、それとは関係なく。
フォレスト・ガンプという有名な映画ありますね。
観てない方にはネタバレになっちゃいますが、あの映画の中で、フォレスト・ガンプ氏(トムさん)が、黙々と走り続けるシーンがあるんですよ。
走り続けて地の端まで行ったらまた折り返す。
延々と続ける。
最初は訝っていた人々が「なんかすごい意味があるのかも」と一緒に走り出すんですよ。
しまいには信奉者が現れて、ある種、宗教の様相を呈してくるのです。
しかし、ガンプさんはある日パタッと走るのをやめます。
それはもう走り始めた時と同じくらい唐突に。
彼は何も考えてなくて……というのは語弊がありますけど、周りの思惑はどうあれ自分自身が納得するまで走り続けて、納得したらそこでスッパリやめる。
上手いこと言えませんけど、そこがなんかエエなあ、と。
シンプルでとても美しいなと思うのです。