鳥尾巻の父上はよく子守唄を歌ってくれました。
夜を恐れる子供だった鳥は、いつも寝付けず二段ベッドの下で「こわいよー」と泣いていたのです。
父上が好きで歌ってくれたのは即興のものもありましたが、中でも印象に残っているのは「黒の舟歌」。
「火垂るの墓」や「アメリカひじき」などで知られる野坂昭如(作詞・能吉利人/作曲・桜井順)歌です。
「男と女の間には 深くて暗い川がある
誰も渡れぬ川なれど えんやこら今夜も船を出す
Row and Row Row and Row
振り返るな Row Row」
ええ、業が深くて子供に聞かせる唄ではありません。(-_-;)
それを長谷川きよしとか泉谷しげるみたいに歌ってくれる訳です。
歌詞は怖いし、えんやこらでは巻き舌になるし、Rowのところでは腹から声出すしで全く眠れやしませんでした。
昨日はそのことを思い出し、なんとなく子守唄の話が書きたいなと思いました。
そして題字メーカーで遊んでみたら思いのほか怖い感じになってしまった……。
書けるかどうか分かんない。(´;ω;`)
そういえばうちの末っ子は、3歳くらいの頃エンドレスで「火垂るの墓」のアニメ見てたんですよね。
遠くに住んでるからお祖父ちゃんとはあまり会ったことないのに血筋だな……と思いました。
_(:3」∠)_