ほがり 仰夜

笹舟の行方をたどるようなお話です。 みえないところをつつきます。 猫に読ませるつもりで書いています。

観測者が綴った手記。だいぶ昔のことだから覚えていないこともある。記録を集めては紛失する。どのページとどのページが繋がるのかわからない。膨大な過去の、思い出した分だけの記録。誰かが…

森を越え、時空を越えた生物たちは、それぞれの言葉で歌う。

短いお話の詰め合わせです。 世界には扉が溢れている。探すまでもないさ、ほらそこにもあるじゃないか。

書き散らかすようなお話を千切りにしてカーペットの下の宇宙に食べさせる

子龍のリウセイと、旅物屋の八十竹(やそたけ)の、星の果てを通り越して続く日々のお話。 □登場人物 揺(お隣さん)の原案は館長さんです。Thank you！

せっかくなので、本文には駄文付き

しあわせのみつば、旅の幕間です。

天使についてのお話が集まってくる森があるそうです。 物語や詩、噂話、井戸端の会話、童話、民話など、天使のお話は各地に散らばっているというのに、どうしてかしら、天使についてなにも知…

世界はゆるやかに終わっていきます。終わってしまうなんて知っているひとはいるのだろうか。終わってしまうと知っているから、いつもと同じように過ごすのだろうか。終末のご予定を教えてくだ…

鳥が落とした涙を辿る。別れは告げねばならないが、しあわせならば。 旅人たちとの不思議な旅路、ご一緒しましょ。